ども。もんすぷです。(むむむです。)
我が家のリビングエアコンはもう16年くらいの付き合いになるわけですが、エアコン掃除を結構頻繁にやるようになってから、気になることがありました。
なんでエアコン掃除直後は臭いがキツイ??(カビ臭ではないんだが、なんか変なニオイしません?)
業者にエアコン掃除をお願いしていたとき、最初の頃は掃除によって臭いが無くなっていたけれど、10年を超えたあたりから業者が帰った後も臭いが取れていない状況に気が付きました。(最初はハズレ業者引いたと思ったんだけどな。)
自分でエアコン掃除をするようになって、洗浄液を濃い目で精製して洗浄してもこの臭いが薄まることはあっても全く無くなるってことは無かったんです。
自分で掃除し初めのころはエアコンのフィン部分の掃除しかしていなかったから臭いが取れないのは何故?って思っててもどうしようも出来なかった。(ニオイの原因はフィンのカビ汚れではなかったってこと。)
一通り手順が確定した3年前くらいにやっと臭いが少なくなってきたけど、掃除後の1日目は臭いが消えるまで窓を開けて冷房運転するのが恒例でした。(といってもほとんど臭わなかったんだぞ。オマエが完璧主義なだけだ。)
でも、室内機のシロッコファンの汚れが落ちていないのはここら辺からうっすら気が付いてはいたんです。(気にして洗いまくってるのは見えてたよ。)
掃除後半日くらい冷房運転してフィンに水滴が滴るくらい使ってると臭いがしなくなるんで、シロッコファンよりももっと奥の場所にある何かの汚れか、固着してアルカリ溶液ごときでは落とせないくらい頑固なニオイ発生源でもあるのか、やっぱりシロッコファンにこびり付いた汚れが落ち切っていないのか、これ以上分解出来ないので調査が止まっていたんです。(シロッコファン重点洗浄で臭いが少なくなったのは事実だが、完全に消えたわけではなかったんだわ。)
ま、ウチのリビングではエアコンの電気を一度入れたらシーズンが終わるか、耐えられない臭いが発生するまでは基本24時間運転しっぱなしなので、掃除後半日くらい経って臭いが消えたらこんな悩みも忘れ去ってしまっているのが現実なんですよね。(ホント、ブログで記録を残しておくとこういう振り返りが出来て良いな。)
夏の暑さも少し落ち着いてきた今日この頃、エアコンから大量の水が滴り落ちてくるじゃありませんか!(いつもの場所からじゃなかったし、涼しくなってきてから酷かったよな。)
たまに水滴が落ちるのはドレンホースの先っぽに付けている虫よけ網が汚れで詰まって排水困難になる時だから網を洗ったら水滴落ちるのなんてすぐ止まっていたのに…。(今回はしつこかったな。)
で、「そろそろ涼しくなったから掃除かなー?」って考えた時、そういえば3年前から目をつぶっていた(作業のたびに忘れてったな。)このオイニーイツキー問題、今回のエアコン掃除でちょっとした道具を使うことを思いついたんですよ!(若い世代にはその話し方分からんて。)
その名もケルヒャー!高圧水洗浄機といえばこの会社!題名に書いちゃっているんでほとんどバレているのは分かっているんですが、何故この道具を使うことを思いついたのか?
実はワタクシ、ついにリビングエアコンを交換しようと思いまして!(マジで?!…ん?交換??)
まぁ詳しい話は後日の記事でってことで、とりあえず今回はエアコン掃除記事ですわ。
今回の大量の室内機水滴が発生する前にエアコン交換の話が出ていたんで、コレは「買い替えようとしたら既存さんが機嫌悪くなる症候群」かと思ったんですね。(ソレは「まだ使えるのに買い替えるのかよ!?」の道具ボイコットで使うヤツだろ。)
ただウチの場合はもう16年以上の付き合いだし、どちらかというと、「もう勘弁して!」って感じで、どちらかというと買い替えさせるためにエアコンが僕の背中を強く後押ししている気がしたんですよ。(まぁ、「もうダメだサイン」を出すたびにこうも直されてしまってはなぁ。)
思えば昨年、2月とかの春先にあの「もうダメだサイン」を出してくれていたら、もう生き返らせたりしなかったかもしれませんね。(オマエは結構無駄足踏むのが得意だからなー。)
ま、人生は遠回り。愚痴を言ったってタイムスリップしませんし、ブログのネタを3万円くらいで買ったと思えば…お、思えば……ってやっぱり1円も損したくなかったわ!(そりゃそうだ。)
とまぁ掃除する前にいろいろ心をかき乱されていたわけですが、暑い時期にエアコンを交換するなんて自殺行為はしたくないので、もうしばらく延命するためにエアコン掃除を徹底的にしようと思った次第です。(数年後の振り返りのために今の心境を書いておかなくて良いのか?)
え?あー…、次のエアコンのためにどこまで強く洗ったら壊れるかの耐久試験だったって話はナシの方向で!(おい!)
それではいつもの仕事道具たちに出張っていただきましょう。
まずは僕のエアコン掃除といえばコレ、洗浄液とリンスのセットです!
エアコン洗浄剤 リンス剤 2本セット (業務用プロ仕様) アルミフィンクリーナー プロ 505 (1.0kg) 404 (1.0kg)
いつもの養生テープと養生テープにビニールが付いたテープも用意しています。
ダイヤテックス パイオランクロス養生用テープ Y-09GR 50mm×25m 緑 [マスキングテープ]
アイリスオーヤマ 養生 マスカー 布テープ 1100mm×12.5M 5巻 M-NTM1100S
そして、ついに電動噴霧器を買うことが出来なかった(変な紹介するな!)手動のポンプ式噴霧器です。コレもおなじみですね。
E-Value 蓄圧式 噴霧器 4L 肩掛け ノズル長30cm 除草剤用ノズル付属 SAS-4000N
あ、作業には洗浄液の跳ね返りで目をやられたり口に入ったりする危険性があるので、マスクとゴーグルは必須ですよ!(帽子もした方が良いよね。)
これらを使って、3年以上この保護シートを使って洗浄の準備を整えました。(もう元は取っているよな。)
使いやすい 透明 エアコン 掃除 カバー 洗浄 シート 壁掛け用 スチームクリーナー 対応 CREEKS (改良版 透明)
詳しくは過去記事でしっかり分解から養生まで書いているつもりなんで参考にされてください。(爪の位置を思い出すためにオマエ自身も参考にしてたりするもんな。)
いつもどおり、洗浄液の濃度も100ml原液を3Lに薄めて噴霧するってスタイルで洗浄液を噴霧しました。
数分待っている間にケルヒャーの準備をします。(なんかすごく久しぶりに見たかも。)
家の外壁とか窓(主に網戸とサッシな。)に汚れが付いたときにしか出番がなかった古い高圧洗浄機、どっかの通販の実演みたいにこの高圧水を下洗いしていない車にぶつけるだなんてとても出来たものじゃないと思うくらいの水圧の水が出てきます。(サンドフィニッシャーを知っている人なら同じことを考えたはず!)
最初はフツーのバリオスプレーランスで水圧を調整しながらエアコン洗浄液の次の工程「水洗い」をやっていたんですけど、あまりにも汚れが落ちてきて気持ちいいから、途中でバリオスプレーランスからサイクロンジェットノズルに交換してシロッコファンにこびり付いた汚れを攻撃しまくってやりました。(あれはちょっとはたから見たら異様な風景だったわ…。)
僕のケルヒャーはちょっと古くて持ち運びがメンドーで、日本製じゃないからやっぱり水漏れとかフツーにするし、屋内で使う用には作られていませんでしたね。(人気になるにつれて装備も豪華になってそこらへんを考慮されたんだろうよ。)
ということで、ケルヒャーをコレから買おうとする人は、本体に滑車が付いていて、ノズルのバリエーションがあるヤツがオススメです。(静かさも重要だ。)
あ、僕みたいに既にケルヒャーは持っているけどこんなに水圧の強いノズルを使いたくないなーって思っている方がいらっしゃったら、こういうノズルを使用するのはどうでしょうか?(コレ買うなら電動噴霧器で他の作業効率をアップさせろよ。)
サイクロンジェットノズルで轟音とともにゴーストバスターズみたいな気分でカビ汚れ?を落としまくった後は、またあの眠い手動式ポンプの噴霧器で優しくリンス液を噴霧してやり、エアコン掃除は完了。
エアコン洗浄前のシロッコファンの汚れぶりはこんな感じ。(シロッコファンは黒色なので、フツーはこんな感じではピント合って写りませんよ。)
で、コレが今回の掃除の後のシロッコファン部分。(補助光当ててやらないとフツーはこんな感じでピンボケします。)
洗浄液はほとんどドレンホースを伝って排水されますけど、今回は水の勢いが強かったのとシロッコファン周りを念入りに洗ったのもあって、バケツに結構な水が溜まっていました。(大体8Lバケツで2杯分16Lは受けた感じだわ。)
汚れの固形物が何個か流れてきましたけど、一番イビツなのは、矢印の先にある赤い何か!(何で赤色なんだろう…てかどうやって生成されたんだろうな?)
やっぱりコレだけ洗うと、洗浄・乾燥後の冷房運転開始の臭いが違う!(以前よりもさらにニオイが少なくなったな。)
しかし、もうこれでもかってくらい洗いまくってやったのに、冷房運転すると何故か水滴リターンズ!(もちろん作業後は暖房運転でちゃんと内部は乾かしていますよ。)
2日くらいおきに洗面器で受けた水を排水しないと洗面器からあふれるのを心配させるくらい水が落ちていて、水滴の落下が止まらなかったので、仕方なくエアコン交換の話を進めていった所、交換日を決めたとたんに水滴がピタッと止まってしまいました!(「やっと成仏できる」ってオマエの背中を押すのを止めたんだろうか…。)
なんとも不思議な現象でちょっとコワかったですけど、交換するその日まで、それからは水滴が漏れてくることがなかったので、あーこれならまだこのエアコン使っとけばよかったと後悔してしまいましたよ。(コラコラ、エアコンの覚悟を踏みにじるんじゃないよ。)
というわけで、僕の家の東芝リビングエアコン君はここでお別れです。次回からは別のエアコンに変わるわけで、これで見納めだと思って、上の写真は乾燥運転する前の雄姿を撮ったわけです。(ま、この時はまだフツーに使う気だったんだがな。)
いやー、16年以上頑張ってくれて感謝感謝の東芝エアコンでした。
旅立つ前のエアコン掃除で、高圧洗浄機でもビクともしなかった君の耐久性を参考にして、次のエアコン掃除に生かしていくからね!(本当にお疲れ様。)
ではでは。