ども。もんすぷです。
最近朝晩が冷えてきたから、そろそろエアコンを暖房で使うようになるだろうし、ちょっと掃除しておこうかと思って、また「自分で掃除」しちゃいました。
…過去にエアコン掃除の記事をアップしたと思っていたんですが、やっていなかったのかもしれません。(写真いっぱい撮ってたのにな。)
リモコンの黄ばみを取った記事はあったので、掃除とはちょっと趣旨が違いますが、ついでに見ていってください。
初めてエアコンを自分で掃除する方に言いたいのは、複数台エアコンを所有していて、全部掃除を業者に任せるのが嫌な人は試しに自分がやってみれば良い。ですね。
業者さんの苦労が分ります。エアコン掃除にあれだけの金額を請求してくるのもちょっとだけ分かるかも。(1万円なら分かる!)
エアコン掃除初心者が集めないといけない道具類を見るだけで、1~2台しかエアコンが無いんなら業者に任せた方が楽じゃないかと僕は思います。
エアコン掃除に必要な道具たち
エアコン掃除を自分でやるんだったら、これだけはそろえておかないといけないものを紹介させていただきます。
1.脚立
これが無いと高所作業が出来ません。
3~4段のステップの脚立があれば大概の場所のエアコン掃除は可能ではないでしょうか。
エアコン掃除意外に使用する機会が多いなら用途が広い脚立を選べば良いと思いますが、大体年に数回出番があるかどうかだと思います。
用が無い時の脚立をしまうスペースも考えて購入された方が良いと思います。
2.マスク・ゴーグル・手袋
エアコン掃除用の液剤は結構強力な薬剤です。
顔や目にかかったら危険ですし、どうしても手にかかりやすいため、作業のしやすいゴム手袋が必須となるでしょう。
ココをケチって後に消えない傷を負うとかシャレにならないですからね。
3.エアコン洗浄液
業者が使用する洗浄液は、アルカリ性の強力な液剤です。
ホームセンターとかで売っているような、スプレー缶のタイプはやめましょう。
あれは、石鹸水を噴射してるだけだから、脆い汚れは落ちるかもしれませんが、頑固なカビ汚れは落ちませんよ。
そしてなにより、石鹸水をまいただけのため、石鹸水自体に汚れが再吸着してしまって、洗う前より汚れがひどくなる場合があります。(オマエはこれで結局業者を呼んだんだったな。)
業者用の洗浄液は大体使用する際に希釈して使うため、エアコンを複数台持っていなかった場合は、1回の掃除で使い切ることなく保管しておく必要があります。
4.エアコン洗浄剤用リンス
先ほど説明したように、エアコン洗浄剤は大体アルカリ性の洗浄液です。
そのまま使用しただけでは、アルカリ性の液剤がエアコンのフィンに残ったりして汚れが再吸着される原因になります。(すすぎ洗いで落ち切らない可能性もあるしな。)
そこで、洗浄液用リンスをつかって、中和しながら洗浄液を完全に洗い流すんです。
中和してやることで、汚れが付きにくくなるので、業者用の洗浄液を使用するのであれば、リンスも使用してあげましょう。
5.洗浄液散布用噴霧器
洗浄液・すすぎ用の水・リンスを噴霧するための噴霧器です。
手動ポンプ式と電動ポンプ式があります。
手軽でお安いのは手動ポンプ式です。
大体のホームセンターに売っているものが使用可能です。
電動ポンプ式は手軽ですが、重量があるのと購入する金額が高いです。
ホームセンターにも実物が置いていなかったりするので、博打で通販で買うしかない方も多いのではないでしょうか。
でも、何度もエアコン掃除を経験された方なら、多少お金をかけてでも電動ポンプ式にすれば良かった!と思うことでしょう。(オマエは激しく後悔していたな。)
偉そうなことを書いていますが、僕もまだ手動ポンプ式で頑張っています。
でも、液の入れ替えであったり、圧力が下がってきたところを追加のポンピング作業する手間を考えたら、電動ポンプ式にあこがれてしまいます。
多少の物の重さは、噴霧ノズルの長いホース式にしてしまえば、床に置いて作業してしまうことだってできます。
これが手動ポンプ式だと、圧力をかける作業がどうしても途中で発生するため、ホースが長いと圧力を保つのが大変なのと、脚立の上がり下がりをした後にポンピングするのが嫌になるってのが発生するから大変です。
手動ポンプ式でホースが長いのなんて普通のホームセンターには売っていないんじゃないかな?
とにかく、継続してエアコン掃除をやっていこうとするのであれば、早めに電動ポンプ式を考えた方が、作業効率が良くなると思います。
6.エアコン掃除用カバー
これは絶対にいります!
エアコンをすっぽりカバーして、ドレン排水できない洗浄後の水を下に流す管もついています。
噴霧器を使って掃除すると絶対にドレン排水しきれない洗浄水が発生します。
このカバーが付いていないと、エアコンが付いている側の壁がびしょびしょに濡れてしまいます。
ここでカーテンが下にあった場合は悲惨なことになりますよ。(オマエは付け方が下手だから度々カーテンを濡らしているがな。)
何度も使用できる厚手のカバーも良いですが、ゴワついていると隙間から水が漏れてしまうので、口コミを参考にしながらほどほどの厚手のものを買うと良いでしょう。
エアコン掃除用カバーは消耗品と割り切って、1シーズンまたは1洗浄ボトルごとに買い替えちゃって良いと思います。
ヘタに穴が開いてるのに気が付かずに、洗浄液を壁紙とかカーテンとか電化製品にかけちゃうくらいなら2千円いかない金額で買えるんだし、節目で買い替える方が良いです。
一通り揃えた人間から言わせてもらうと
…と能書きを垂れたところで、これほどイニシャルコストがかかるし、作業でエアコンをバラさないといけないし、じーっと同じ姿勢を保って体が痛いしで、結構エアコン掃除は労力と財力が必要です。
これらをひっくるめて業者さんにお願いするのもアリなんじゃないかと僕は思います。(とか言いながら自分で掃除しとるやんけ。)
いざ、エアコン掃除
僕のやった作業は半分素人、半分業者な感じで攻めました。
まずはエアコンをほぼ業者並みにバラしました。
業者さんいよっては送風フィンを外しちゃう方もいましたし、もう一歩進んでアルミフィンだけの姿まで分解してるところがほとんどでしたね。
僕はそこまでやるのが面倒だったので、ほどほど分解して、自動お掃除やら基板の周りはラップとかで防水するくらいでやめておきました。
そこまでやったら、大事な大事な「エアコン掃除用カバー」の出番です!
使いやすい 透明 エアコン 掃除 カバー 洗浄 シート 壁掛け用 スチームクリーナー 対応 CREEKS (【改良版】透明)
僕の使ってる奴はちょっと厚手でゴワついていて、カバーの隙間が結構開いているタイプだったので、養生テープを使って隙間に洗浄液が漏れないようにしました。
エアコン洗浄液とリンスは先ほど紹介したアマゾンで買ったやつです。
希釈して使うから1本で結構な回数の洗浄が出来ますよ。
2本セット アルミフィンクリーナー (1.0kg) エアコン洗浄プロ505エアコン洗浄剤 ・リンス剤 アルミフィン・フィルターのリンス処理 (1.0kg) エアコン洗浄プロ404(業務用プロ仕様)
僕は濃い目で3回、今回薄めで1回、あと1回分残ってる感じですね。
噴霧器は近所のホームセンターで購入した、圧力をかけすぎたときに逃がす弁があるタイプの手動式ポンプです。
失敗したなと思ったのが、圧力を逃がす弁が作用したときは霧状に中の液が散るので、圧力をかけすぎるほどポンピングできないことです。(アルカリ性の液が飛び散ると厄介だからな。)
こういう面からも、ちょっと出費して電動を買えばよかったなと後悔しています。
エアコン清掃をざっとやるとこんな感じで廃液がエアコンカバーの管を通って流れてきます。(大体はドレンで排水されるけどこれだけ漏れてきますよ。)
黒い液の中に白い物体が見えているのはエアコンと窓の光の反射です。
ちょっと濃い目で梅雨時期にエアコン掃除したんだけれども、濃いめの液がリンスで中和されずに残っちゃったのかもしれないですね。
2年掃除してなくて梅雨時期に掃除したはずなのにまたこんなに汚れるなんて考えられない。考えたくない!(これが現実なのだよ。)
エアコン掃除が終わったら、分解したパーツを組み直して、自動お掃除機能がちゃんと動くのを確認してから、1時間くらいセルフクリーニング運転で内部乾燥させました。
いや~。キレイになったエアコンの風は気持ちいいもんですね。
これで寒い冬に気兼ねせずにエアコンをかけられるってもんです。
みなさんも本格的な冬が来る前に、エアコンのメンテナンスはやっておいた方が良いですよ。
ではでは。