ども。もんすぷです。(むむむです。)
いやー、円安+物価高過ぎて新しい家電を買うのに躊躇しちゃいますね!
今回は我が家に古くから使われている、くるくるドライヤーで温風が出なくなったのを分解清掃して復旧したって記録です。
ヘアードライヤー等の電熱機器は高温・高電圧で思わぬケガをする可能性があります。
このブログを参考にされて分解をされる方は、くれぐれも配線のショートや挟み込みをしないように気を付けていただき、パーツの脱着作業はあくまで自己責任で行ってください。本ウェブサイトに含まれる情報もしくは内容を利用することで直接・間接的に生じた損失に関し本サイトは一切責任を負わないものとします。(マジで電熱線触ってヤケドとかありますからね。)
くるくるドライヤーというのはPanasonicの商品名で、うちの家族がほぼ毎日使っている家電でして、例の「ヒートガンという名のドライヤー」よりも古株なんです。
価格.comのカテゴリ的にはカールドライヤーと言うようで、温風が出なくなったから新しいヤツを買おうかと価格チェックしてみてビックリ、こんな所にも物価高の影響が出てきているじゃありませんか!(値引きされて買うことに幸せを感じる俺達には、同じ機能のモノを高価格で買うのは拷問に等しい。)
こんなに高くなっているんだったら、物価高が落ち着くまで待ちたいところなんですけど、「毎日使っているモノに数ヶ月なんて待てるわけがない!」と家族に押し切られてしまいまして、「商品到着までどうせ最低1日待つんだったら分解させてくれ!」と懇願したわけであります。(ココで2万円出費するとDualSense Edgeもついでにポチるつもりだったんだろう。変な自制心だが嫌いではない!)
冷風は出ていることから、モーターが死んだわけではないってのが確認できていたので、最悪電熱線の配線し直しで直るんではないかと想定しての懇願ですからね!
ココで故障の原因がつかめなければ2万円以上の出費が待っている!となるとがぜんやる気が出てきて、キレイなはめ込みを多用するPanasonic製品であっても脱着が出来るようになるもんなんですねー。(潔いくらいの現金なモチベーションだからな。)
今回は発熱する部品込みで分解するため、作業床が熱でやられないようにシリコンシートを敷いて作業しています。(中華品だけあってもんすぷが買った商品は既に消えていたよ。)
サムコス 作業マット 絶縁 マット断熱パッド 無臭無毒 シリコン製 溶接用 500℃高温熱風に耐える 35*25cm 卓上作業マット電子製品 携帯 パソコン分解修理用 耐熱マット (グレー)
ということでまずはナノイー噴射口近くのネジを外します。(目隠しカバーは爪かプラ製のパーツ外しで取ったら良いぞ。)
このくるくるドライヤーの分解のキモとも言うべき、電源コードの根元のアタッチメント外し。(経年で取れにくくなっているから、ピンセットとかを使って爪の方向を見極めながら外すんだぞ。)
こういう小型家電はからくりのようにはめ込んであったりスペースを有効的に活用しているから、分解の要所要所で写真等の記録を残さないと組み直せなくなりますよ。(そっくりそのままオマエに突き付けてやりたいわ!)
そうこうしているうちに筒からヒーターユニットを引きずり出せました。
素子的なパーツは目視では破損等していないようだったので、温度サーモ付近のチェックをします。
電熱線が錆ている?のと髪の毛が何本か混入していたので異物を取り除いて仮組して電熱線が発熱されるかチェックします。
髪の毛が焼けるニオイがしてきて、いかにも発熱してますってなったんですけど!(サーモ付近に髪の毛が挟まっていただけだったかも??)
電熱線に付着したゴミをハケで取ろうとしたら熱で溶けてしまいました。(こういう「気が抜けた時」に事故は起こるんやで。)
ハケの毛は短くすれば復活しますけど、ヤケドなんて起こしたらすぐには治らないですから、マジで作業中は集中力を欠かさないようにしましょうね!
ハケの毛が溶けるくらい電熱線が発熱しているってことは温風が出るようになったかもしれない。ちょっと仮組して温風が出ているか確認しましょう。
断熱材が狭いプラスティックパーツの間に効率よく配置されているんで、どれ一つ無くすことの無いように元に戻していきます。(ここで断熱材が外れると、使用時にケガとかする恐れがあるから紛失・戻し忘れ部品の無いように組み戻すこと!)
仮組状態で電源を入れてDRYにしてみたら、ちゃんと温風が出るようになっていました!
やった!コレでまだまだ使えるわ!(心の声:2万円出費しなくて済むわ!!)(浮いたお金でDualSense Edge買おうなんて考えるんじゃねーぞ?!)
パーツを元通り組み直して、ナノイー発生時に青ランプが点くところまで確認しました。
なんということでしょう!キレイにパーツがハマるから分解したことなんて忘れてしまうくらいキッチリハマりました!(使用者の安全がかかっているからキッチリ元通りにしてくれたな。)
今回の故障?の原因は髪の毛などの異物がヒーターユニット付近まで混入したことなんでしょうね。(フィルターとかで異物が入りにくくはしてあるんだがな。)
何年も使っていくと、こういうことも起こるかもしれませんね。
しっかし、この商品がこんなに値上がりするなんて、6年前の僕たちに想像できましたか?
SSDを購入して記事を書いたとたんにSSDの価格暴落が始まったから、僕が新しい家電を買ったらその分野の製品の暴落が始まるかもしれませんね!(オマエはいつも高値掴みをするイメージだからな。)
残念ながらカールドライヤーは直ったからまだまだ買い替えませんよ!
ということで、この分野はしばらく高価格が続くかもですねー。
ではでは。