今さら○○的な

旬な情報ではないかもだけど、今改めて書き起こしてみる

食器棚に付いているコンセントの安全ブレーカーが頻繁に作動するから交換した件

ども。もんすぷです。(むむむです。)

 

今回は食器棚に付いているコンセントユニットを交換した作業記録です。

 

一応PSEマークも付いている機器だし構造的にヤバイものではないと思いますが、純正で付いているモノとは違う、互換品で修理対応したため、参考にされる方は部品の選定を含め自己責任でお願いしますね。

 

 

今回の題材のコンセントユニットとは、食器棚の隅っこに付いているこんなやつです。

 

このコンセントブロックが2つ付いていて、安全ブレーカーが付いていないコンセントブロックが1つ付いている我が家の食器棚ですが、今回、安全ブレーカー付きのコンセントブロック1つが不具合が出てしまったために、「何とかしてくれ!」と家族に言われて作業をする次第なんです。

 

このコンセントには「安全ブレーカー」と呼ばれている、丸いボタンがついていまして、1,500W以上の電流が流れる状態が続くとこのコンセントでブレーカーが落ちるようになっているんですよ。(分電盤のブレーカは手が届きにくい場所にあるからコレは便利だよな。)

 

キッチン家電って、パっと見がそんなに電力を使わなさそうで、実は瞬間的に結構な電力を消費するものがあるんですよね。

 

例えば、IH圧力炊飯器とか電気ポットとかF2301とか(さらっとニッチな商品挙げてんじゃねーよ。)

 

でもでも、高出力な電子レンジを回しながら電気ポットで湯を沸かして、炊飯器があと15分で米炊けるって状態で、後付けの食洗器で高温洗いなんてやってたら間違いなくブレーカー落ちますよね??(今挙げた家電たちはそれぞれ別系統のコンセントに繋ぎたいところだな。)

 

 

ブレーカーが落ちちゃうと、コンセント系統が同じ系が全部落ちてしまうから、下手したらテレビとかブルーレイレコーダーも落ちてしまって、大切な番組が録画出来てなーい!ってなっちゃうじゃないですか?(気を付けていないと本当に後悔するからな。)

 

ま、それも原因はリビングとキッチンの一部の電気系統を一緒にしているようなクソ建築士電気工事士?の施工した我が家だからなんですけどね。(ホント、図面でも現場でも気付くだろってレベルの杜撰さだぞ。)

 

だから、調理家電のコンセントブロックに安全ブレーカーが付いていると、家の中の他の家電にまでブレーカー落ちの影響を広げないで済むから、ちょっと安心じゃないですか。(それでもリビング機器との総合電力で分電盤のブレーカーを落としてしまうのは防げない。)

 

 

で、今回は炊飯器専用として使っていたコンセントブロックが調子悪くなったんですよ。

 

何が悪くなったかっていうと、コンセントに炊飯器しか挿さっていないのに、安全ブレーカーが作動してしまうんです。(最初は漏電しているのかと思っちゃったさ。)

 

オカシイな?と思って、主に電子レンジで使っているコンセントと双方入れ替えて運用してみると、こんどは電子レンジが数回に1回の割合で安全ブレーカーを発動させるんです。(で、炊飯器の方は大丈夫なんだよ。)

 

 

で、1個のコンセントが壊れたからって理由で食器棚を入れ替えるってのも勿体ないんで、修理部品がネット通販で買えないか探したわけですよ。

 

食器棚のメーカーや商品名すら分からない中で、検索してみるとあっさり似た外見の商品がヒットしました。

 

 

商品写真を見るとほとんど同じにしか見えない…。

 

でもなんか右下にマークが入っているような…?

 

何回か検索ワードを変えて出してみましたけど、やっぱりコレが一番ソレっぽい。

 

というわけで購入!

 

2個セットで売っている業者さんもありましたけど、失敗したら失望感も2倍になるから1個だけので「ノア」ってキーワードが出ているヤツを選びました。

 

もう既存品を取り外してしまっていますけど、上(今回購入)と下(既存品)で明確に違うのは、「NOATEK」って右下にロゴがあるのと、角の丸みくらいです。

 

プラグ部分は左(今回購入)のほうがユリア樹脂っぽいのに変わっていて熱に強そうな感じ!(あくまで個人的感想です。)

 

左が今回購入品、右が既存品で、ネジ穴の位置もほとんど同じじゃんって見ていると既存品にひとつの危険個所を発見

 

コレ!裏蓋が膨張で変形しているんですよ!(コンセントって膨張するようなパーツ使っているっけ!?)

 

こんな状態を見てしまっては、今回購入品の方が安全性が高いかもしれないって思うじゃないですか!

 

だから交換してしまいましょう!

 

 

時系列が狂いますが、まずはコンセントユニットを外すために+2のドライバーを用意しましょう。

 

僕が作業で使うのは安心のVESSELドライバーです。(今回も電ドラボールを使いました。)

 

ネジを緩めて食器棚からコンセントユニットを取り外します。

 

ここで面倒なことに気が付きます。

 

 

 

 

 

 

 

食器棚の裏のコンセントって、食器棚を動かさないとアクセスできない…。(メッチャ食器入ってるやん…。)

 

 

…ここで、棚の食器を安全な場所に移動させるのに10分程度かかり、転倒防止のツッパリ棒的なモノを取り外すのにちょっとした時間がかかり、大事な食器以外は棚に残したまま移動させたから物凄く体力を使って、ちょっとした汗だくを体験してしまいました。(重かったわ。腰が抜けなくて良かったね。)

 

10年来の埃を掃除機で吸いながら、大分キレイになったところで撮影したんですけど、壁に着いた埃はキレイに取れていませんでしたね…。(薄暗かったからあんまり気にならなかったよ。)

 

新しいコンセントユニットにネジ穴が入るかどうかチェックしました。(皿ネジを受けるザグリは無かったけど、見える場所じゃないしそんなに仕上げを気にする必要はないかな。)

 

取り付け終わって、炊飯器を設置して、一通り電気を使ってみて安全ブレーカーが作動しないこと、コンセントに炊飯器と電子レンジを同時に使用して意図的に安全ブレーカーを作動させたりして、動作確認は完了です。(コレが我が家の炊飯器。)

 

覚えていますか?Twitterであの公式さんにイイねを押してもらった炊飯器です。

 

www.imasaratekina.com

 

これで安心してごはんを炊けるってもんですよ。(圧力かけているときにブレーカー落ちたらごはん台無しだったから、これで安心して炊飯できるよな。)

 

今回の作業で何が大変だったかっていうと、食器棚を動かして棚裏のコンセントにプラグを抜き挿しするってのと、食器棚の位置を元に戻すのがツラかった…。

 

みなさんも重量物を運ぶときは、付属品を外したりして出来るだけ軽くしてから運びましょうね。(コイツみたいに重いまま運ぶと、重量物が壊れるか、自分がケガするから、そこの手間を惜しんではダメだぞ。)

 

 

ではでは。