今さら○○的な

旬な情報ではないかもだけど、今改めて書き起こしてみる

ソニーのヘッドホンの音って昔と方向性が変わった? 【SONY h.ear on MDR-100A h.ear on2 MDR-H600A 独断的偏見な聞き比べ】

ども。もんすぷです。(むむむです。)

 

近所の中古屋で重量の軽いヘッドホンをお安く手に入れてしまったため、ちょっと遠出して同じ系統の後継機種を手に入れてしまいました。(またよく分からん無駄遣いをしおってからに!)

 

 

最初は超美品なMDR-100Aを9割引きくらいの値段で見つけてしまって、スマホSpotifyで動作確認がてら試聴したときに、SONYヘッドホンなのに全然ドンシャリしてないよ!?」ってなって、軽くてソフトなかけ心地で長時間視聴しやすい良いヘッドホンじゃん!ってテンションが上がってソッコーで買ってしまいました。(オマエの頭は何個あるんや?!ヘッドホン何個持ったら気が済む!?)

 

ヘッドセットで音が良いものを探していましたけど、やっぱりヘッドセットだけあってちょっと重量があったり、FPSやらないときは長時間の他ジャンルゲームのために高音を抑え気味にしたくてイコライザーで調整が必要だったりするんですよ。(あくまでもんすぷの私見です。)

 

www.imasaratekina.com

 

で、このh.ear onシリーズのヘッドホンはヘッドセットじゃなくてヘッドホンだから(と言ってもマイクはコードに付いているんだがな。)、重量が軽い。

 

ヘッドセットマイクが無い分ヘッドホンの押さえ圧力も低い、だから長時間の装着があまり苦にならない。

 

さらに、音がドンシャリ系ではなくて中低音多めの聞きやすい、悪く言えばちょっとこもった音のヘッドホンだったんです。(昔のSONYだと考えられんな。)

 

こもったなんて言っていますが、ドンシャリでキンキンな音に比べてボーカルが際立つというか、聞き慣れたらシンセガッツリな打ち込み系POPS、ピコリーモ、エレクトリーモ?みたいな電子音楽にはちょうど良い感じに聞こえるヘッドホンだと思います。

 

MDR-100Aのメーカー紹介はこんな感じ。(ページが消されたら悲しいから引用させてもらいます。)

 

マイク/リモコン付きケーブルとは言っていますが、本当にボタンが1個あるだけのケーブルなので、このヘッドホンで音量調節が出来ないのが本当に残念!MSIのオマエのモニターだと音量調整出来ないもんな。)

 

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そう!音が大き過ぎてもどうにもできない!M32Uなら音量調整が出来たから、本当にニッチな悩みなんだろうけど、PS5以外のゲームをやるときはこのヘッドホンをAVアンプ経由で繋ぐからあんまり電気代削減に貢献しないことになってしまう…。

 

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っていうのを家に帰ってゲームやろうとして気が付いてorz…。(無計画に買うからだろ。)

 

 

で、気付いたんです僕。

 

 

 

 

 

 

これの上位モデルだったらなんか色々解決されてるんじゃね?(何で事前調査なく行動に移すんだよ?!)

 

いや、巷の中古屋に行って市場調査というか価格状況の確認をしようとしただけなんですよ、そしたら同じ色っぽいMDR-H600Aが売ってるじゃないですか!(しかも何でこんなに安いんだよ!?)

 

ヤフオク!とかで値段調査してもこの値段は明らかにMDR-100Aと間違えて値付けしてるだろ?!的な値段だったのでかんたんな状態確認して即買いですよ!(確かに同じ色でブログ的にもアレだけどさ…オマエ言うほど耳良くないじゃん?!)

 

まぁ、ウンチク語れるほど良い耳ではないですね!さらに加齢によって高音域は若い人より聞こえなくなっているでしょうし!(だったらそこまで音にこだわるんじゃねーよ!)

 

でもでも、自分好みというか聞き心地の良い音で鳴る楽器ってあるじゃないですか?

 

そういう道具に囲まれて仕事したいじゃないですか?(ゲームや音楽聴くのは仕事ちゃうやろ!)

 

もしかしたら通勤時に使うかもしれないじゃないですか!(こんなに鮮やかな色のヘッドホンはちょっと…。オマエには合わん。)

 

 

…てことでMDR-H600Aの公式ページの触れ込みです。

 

ハイレゾ音源対応ってことは、MDR-100Aと違うドライバーなのかと思いきや、ドライバー径や再生帯域やヘッドホン重量までMDR-H600AとMDR-100Aって同一なんですよ。(なんでこれで上位モデルになるんだ?)

 

で、よくよく公式ページを見てみると、MDR-100Aはh.ear onで、MDR-H600Aはh.ear on 2となっていました。つまり、MDR-H600AはMDR-100Aの後継機って言う位置付け??(上位機種じゃねーじゃねーか!)

 

 

両者で違うといえば、後継機であるMDR-H600Aが360 Reality Audio認定モデルであるってことくらい。(あと色が微妙に薄い?)

 

コレで違いなんて出るのかよ?って感じで、MDR-100Aの時と同様にスマホSpotifyで同じ曲を流してみたんです。

 

そしたら、明らかに音が違う!

 

なんていうか、中低音ベースの音の方向性は変わっていないんですけど、低音がより自然に響いていて、音にすごく厚みがある!(スマン、360 Reality Audioは環境を持っていないから試せていない。)

 

相変らず音量調整は出来ないですけど、明らかにMDR-H600Aの豊かな低音はクセになる!ドンシャリの低音マシマシとは全然違うよって意味!)

 

見た目がほぼ同じだからどうせMDR-100Aと同じくらいなんだろうなって感じで試聴してビックリ、これで「アニメ主題歌になるくらい音の手数が多い曲」を聞いたときに最初は想定外の音圧で酔った。(あくまでもんすぷの感想です。)

 

家に帰って改めてSpotifyプレミアムとかゲーム音とかを聴いてMDR-H600Aの音に慣れたあとに、MDR-100Aに戻るとすごく音が痩せた感じがして、もうMDR-100Aには戻れないと思ったので、思わず家族にMDR-100Aをあげてしまいましたよ。(コレと比べなかったらMDR-100Aも素直で良い音していたんだけどなぁ。)

 

誰だよ「MDR-100AとMDR-H600Aは音はほとんど同じ」なんて口コミしてるの、スペックシート上はほとんど変わらなくても、実際に聞いたら別物じゃん!(重ねて言うが、興味ない人は同じ条件で比較しないとホントに気にならないぞ。)

 

一応中古で買ったからとはいえ、外観状態チェックと普段使っているイヤホンで聞き慣れた曲を再生してみて不自然な音量とか左右バランスになっていないかの音質チェックして買っているので、極端に程度の悪い商品を掴んでいるとは思っていません。

 

それに、一応エージング理論とか、オーディオオカルトな部分はあまり信じてない方なんで!(いわゆる劣化じゃん?慣らし運転という名の劣化じゃん?)

 

時間をかけて組込み後の部材劣化による変化が落ち着いて、その機種が長期的に持つ音になるという意味でのエージングというか嚙み合わせの慣らし運転は分からないでもないですが、僕の手に入れた個体がたまたまMDR-100Aよりも時間かけて鳴らしているからMDR-H600Aの方が音質が優れている!っていう次元の音の違いでは無かったですよ。(まぁそこらへんの世界は絶対音感的な普遍的なモノサシを持つ本物の意見と、大多数が耳と脳っていう有機的な測定・解析装置越しに主観的な感想を客観っぽく言ってる奴がいる、ある意味玉石混交なトコロだからな。)

 

そうそう、僕が聴いたMDR-H600Aは、MDR-100Aと比べて初めて中温・低音のバランスが100Aよりもさらに自然に豊かに聞こえるっていうだけで、あくまで同条件で試聴しないと分からないと思います。(それでもMDR-H600Aを最初にに試聴・購入していたらMDR-100Aは購入してなかっただろうけどな。)

 

だって、MDR-100Aを最初に聞いた時も「いい音じゃん!」ってなったし、MDR-H600Aの音質を聞くまでは「音が痩せてる」って思わないくらい100Aも自然に聞こえていたんですよ。

 

 

本当に元モデルと後継機だけあって、両者並べてみると違いが分からない。

 

折り畳み具合も同じ感じだし、色合いが若干違うかなっていうくらい。

 

見た目はほとんど同じなんですけど、ヘッドホンの裏側に型名の刻印が…。

 

濃い色の方がMDR-100Aで

 

ちょっと薄い色の方がMDR-H600A

 

どちらも状態の良い中古モノを手に入れられたし、ゲームソフト買うよりも安い出費だし、両方とも僕と家族がありがたく使っているってことで無駄な買い物ではなかったと主張する!(こんな軽いヘッドホン手に入れたら余計今までのヘッドセット使わなくなるじゃん!)

 

あれはパソコンゲームに目覚めた時に使う!と思う!(あぁ…。コレは使わなくなるやつだわ…。)

 

みなさんもMDR-H600AとMDR-100Aで迷ったら一度聞き比べてみた方が良いです!(そんな人いるのか!?でももしも両方売っていて圧倒的値段差なら安い方が勝ちだけど、同じくらいの価格なら2つの性格は結構違うので試聴をオススメします。)

 

 

ではでは。