今さら○○的な

旬な情報ではないかもだけど、今改めて書き起こしてみる

SL-D500の電源スイッチをSL-A250の電源スイッチと交換する話 【ONKYO SL-D500】

ども。もんすぷです。(むむむです。)

 

親戚と僕はジャンクパーツ漁りが大好きで、掘り出し物を見つけたら情報交換をしているんですけど、今回は2個イチで部品取りしてジャンク品を再生させようって話です。

 

 

以前、ジャンクものでONKYOのサブウーファーSL-A250を手に入れて使えるようにした記事を書きました。

 

www.imasaratekina.com

 

 

このサブウーファーでもあんまり困っていなかったんですけど、親戚の「お前のSL-A250でSL-D500を生き返らせてみないか?」のお誘いに完全にやられてしまいました。(「生き返らせてみないか?」じゃなくて、「生き返ったらブログのネタになるんじゃね?」だろ。)

 

何故そんなネタに乗ったか?

 

ブログのネタに困ってたから??(それもある。)

 

もち、SL-D500は所有してみたいサブウーファーだったから!

 

 

それに、A250は大音量で音楽を流していると、スピーカー部が1秒くらい引っ込んだままになったりしていたんですよ。(これがジャンクだからか、スピーカーの限界かが分かってなかったんだ。)

 

まぁ引っ込んだとしても低音用だし、音が変になることはなかったんですけど、サランネット外してスピーカー見てると数秒引っ込んだままになるのが気持ち悪くて、良いサブウーファーに変えられるなら変えてみたい!って思ったんですね。(デジタルアンプの実力も気になるしな。)

 

 

家に持って帰ってA250とD500を並べてみると、D500はやっぱり大きい!(右がD500ね。)

 

幅と高さが全然違いますね。(幅は3cmくらい広くて高さは8cmくらい高いぞ。置けるのか?)

 

横幅は3cmくらいしか増えてないんですけど、高さが8cmくらい高いから一回り大きく見えちゃいます。(それ俺が説明済み。)

 

スピーカーユニットの大きさはどちらも同じ20cmコーンのようですね。(同じ大きさのコーンなのになんでこんなにBOXの大きさを変えてきたんだろうか?)

 

A250とD500で違いがあるとすれば、A250はアナログアンプ、D500がデジタルアンプってことくらいじゃなかったか?

 

デジタルアンプの方が駆動力があるからウーファーBOX容積をアップさせている?(シロートには分からんな。)

 

 

で、このD500、訳アリ商品だったらしいんですけど、「電源が入るけどすぐに切れる」らしく、それってショートでもしてんのかい?!って思って確認したら、電源ボタンを押しっぱなしにしないと電源が入らないってのが分かったんです。

 

で、僕が以前SL-A250をジャンクで手に入れた!ってのを覚えてて、同じONKYOなら直せるんじゃないかと思って連絡をくれたと!(ゴミを貰ってくんなよ!)

 

 

まぁ、電気回路が故障してるわけじゃなさそうなんだったら、ゴミとは言わないのが僕ですよ!(ちゃんと漏電してないか確認してから自家用として使ってくれ。)

 

 

サブウーファーの裏面を確認すると、確かに同じ形のインターフェース!

 

RCA入力とスピーカーライン入力があって、音量、フィルター周波数、フィルターON/OFF、電源ボタンと、SL-A250と全く同じ構成じゃないですか!(これは期待が持てるな。でも直らなかったらすぐにゴミで捨てろ!)

 

裏蓋を外してみたところ、SL-D500と

 

SL-A250はほぼ同じでした!(「ほぼ」って?)

 

やったぜ!って電源ボタンユニットを取り外したら若干仕様が違うんでやんの…

 

左がSL-D500の電源スイッチ、右がSL-A250の電源スイッチです。(コネクタの位置が若干ズレてるな。)

 

そう!この「若干の位置違い」によって、電源スイッチを入れ替えただけだと、配線が届かずにSL-D500で「SL-A250の電源スイッチ」を使うことが出来ないんです!(じゃあゴミ確定?)

 

 

しかし!我が家には「はんだごて」がある!

 

スイッチユニットだけはんだを吸い取って取り外せばイーんです!

 

 

ってことで、Hakkoのはんだごてくんでササッとはんだを溶かして吸い取り線で吸い取って、入れ替えたスイッチユニットを音響用はんだでサッと取り付けて、電源スイッチユニットを入れ替えましたよ!

 

 

復活したSL-D500の音を聞いてビックリ!「ボボボボボボ」って連続する低音をキチンと鳴らしてるんです!(A250と同じツマミの位置で音量も全然大きかったしな。)

 

映画を再生するだけならA250とD500でそんなに違うか?って思うくらいの差なんですけど、(爆発しまくる映画はやっぱり違うけどね。)低音パートが暴れている音楽を再生すると両者の違いが僕でも分かりました。

 

Spotifyで色々な曲を再生してみて、SL-D500のポテンシャルの高さを実感しましたよ!(デジタルアンプってだけでここまでA250と聞こえ方が違うかね!?)

 

シロート的に表現すると、低音がキリッと輪郭がくっきりはっきりする感じです。

 

SL-A250では「ボボボボー」って、連続する低音ではちょっと輪郭甘めにボーっとなるところを、SL-D500のでは「ボボボボボボッ」って感じで音を潰さずに鳴らしきるんですよ!(ま、興味ないもんからしたら「両方を比べないと気付かない」と思うけどな。)

 

スラップベースとかウッドベースとか、とにかくベースラインが今までよりくっきりハッキリな低音になったから迫力がメッチャ上がったんです!

 

 

SL-D500が使えることが分かったのと、親戚から続きのミッションも貰ったので、次回のミッションに備えてSL-A250を分解しました。

 

とりあえずアナログアンプ部は、今回みたいなSL-D500の部品取り用に保管しておこうと思います。

 

スピーカー部は親戚からの次のミッションに使うためにネジと一緒に梱包しておきます。(また何かするつもりか…。)

 

筐体部分の木材は…(木材て言ってるし。)もう役目を果たしたってことで廃棄ですかね!(結構場所とるしコレだけ大きいと捨てるのもタダじゃないんだからな。)

 

 

思わぬ高音質を体験してしまったので、このくっきりハッキリな低音環境のためにサブウーファーYAMAHAの古い16cmもSL-A250もやめてSL-D500一本に接続を変更させました。(音が濁るっていう表現はなかなかイメージがしやすい言葉だよな。)

 

そうそう、サブウーファーをそこそこ鳴らそうと思ったら騒音対策をしっかりやってくださいね。(間違っても何も対策されていないマンションでこういうサブウーファーを直置きで鳴らしたらダメだからね。)

 

一軒家とかでさらに周りに騒音出しても良い環境だったら、入門機としてONKYOのSL-D501をオススメします!(もうフツーに売ってないんじゃない?)

 

中古で手に入れるならSL-D501もSL-D500もほとんど同じだと思いますが、音響系ショップ以外のHARD OFF的な店から買うんだったらしっかり動作確認して買った方が良いですよ。(もんすぷみたいに沼にハマるから、今店に売っている他の商品で無理のない買い物で終わっとけ。)

 

今買えるお手頃サブウーファーってYAMAHAくらいしか無くない?

 

でも、スピーカーが出す音って本当に好みが分れるので絶対に試聴してから手を出しましょうね!

 

 

ではでは。