ども。もんすぷです。(むむむです。)
ちょっと前にモンハンライズの動画の中で話をしていたアンプ付きサブウーファーのことを記事にします。
このブログを参考にされてHTX-○○HDXの修理をされる方は、くれぐれも配線ショートや配線間違いをしないように気を付けていただき、作業はあくまで自己責任で行ってください。本ウェブサイトに含まれる情報もしくは内容を利用することで直接・間接的に生じた損失に関し本サイトは一切責任を負わないものとします。
最近モンハンライズの動画をアップしだしたんですけど、「ゲームのやり直し」に近いチャレンジなだけに、他のことをしながらゲームをしないとやってられないんですよ。(モンハン攻略というよりは別の話をしながら狩りしてるもんな。)
そこで、ゲームをしながらYoutubeの動画やら音楽を流して、モンハンライズに集中できる環境を作りたいなと思ったんです。(ゲームしながらYoutubeの時点でアカンやん…。)
リビングではゲームが出来なくなってしまった今、動画編集で使っている作業部屋ではメインのAVアンプがこれまたONKYOだけれどもコイツはPS5とCDプレイヤーとパソコンの音声を担当してもらっているから、Nintendo Switchは別のアンプから音を出したい!(メインアンプとサブアンプ両方稼働出来る環境が欲しいと。)
欲を言うとPlayStation5で遊んでいるときにもサブアンプでパソコンの音は出てほしい!(接続がややこしくなるじゃん?!)
つまり、ゲームはHDMI接続でPS5がメインアンプ、Nintendo Switchがサブアンプに接続されていて、パソコンは光デジタル出力とHDMI出力を使って光デジタルをメインアンプ、HDMIをサブアンプに接続したら夢が叶うじゃん!(どっちのアンプがS/PDIF使うかは出てくる音次第だな。)
ということで、HDMIとS/PDIF入力があって、RF入力端子も付いてるようなAVアンプがもう一台欲しい!そしてサブアンプ用のサブウーファーも欲しい!となったんです。
とはいっても、アンプなんてリビングと作業部屋とで既に2台持ってるし、HDMI2.1に対応したONKYOのAVアンプは今のONKYOの経営状況だと暫く出せる状況にないし、他社アンプはクセが違うと思うから買うのに躊躇するし、そもそもまたアンプ買ったら家族に何言われるか分かったもんじゃないし。(今後4K120Hz対応アンプが絶対欲しくなるんだろうし、何台もアンプを買ってるイメージが付いてしまうな。)
どうしようか考えていた時に思い出したのがこのアンプ?というかサブウーファー?(一体型だから文脈的にアンプで良いんじゃない?)
実家の倉庫に眠っていた今は無き?ONKYOのHTX-25HDXというアンプ付きサブウーファーです。(ONKYOは2021年8月1日付けで上場廃止になっちゃったんだよな。でもまだ消えたわけじゃないぞ!)
アンプとウーファーが一体だから、音周りをコンパクトにするにはちょうど良い!
HDMI接続端子もあるし、光デジタル端子もあるし、RF端子もあるし、骨とう品ではあるけどNintendo Switchみたいな720Pの画質なら接続しても目立った画質の劣化は無いでしょう。
さっそくスピーカーを接続して電源を入れて閉口…。(なんだこの雑音…?)
電源を入れたら何も接続してないのにガサガサ雑音が入るんですよ!
しかも何回かに一回は音量を上げないと音が出ない!
倉庫に眠っていた理由はコレなのか?!(入手・封印の経緯は知らないもんな。)
せっかく実家から持って帰ってきたし何とかして使いたい!
その一心でネットサーフィンが捗ります。(便利な時代に生まれて良かったね。)
そこでウチの25HDXの系統のアンプ付きサブウーファーを分解している人を発見!
なんと、スピーカーリレーの故障が多い商品みたいですね。
どうせ壊れてしまっても困らない25HDXだし、ゴミになる前に部品取りくらいにはなるだろうと、僕も分解してスピーカーリレーに手を入れることを決意しました!(埃取るついでにリレーを見てみようか。)
本体裏面に注意事項があるとおり、これからやる作業で失敗するとショートして機器が故障したりあなたが感電したりする可能性があります。(作業する場合は充分注意して行いましょう。)
まずは天板を外さないといけないので、後ろパネルのネジ3つを外しましょう。
天板をスライドして外したら、アンプとウーファーを切り離す作業に移ります。
基盤の間にプラスドライバーを挿し込んでネジを外すんですけど、柄の短いドライバーだと作業が出来ません。(VESSELの通常ドライバーでは作業は無理だ。)
オススメは、CPUFANで有名なSCYTHE(サイズ)のFANに付いてくるドライバーです。
風魔弐を買った時に付いていたんですよ。(まさかこんなところで役に立つとは。)
でも汎用性を考えたら柄の長いドライバーを持っておく方が良いんでしょうね。
排気FANの裏側。ここは基盤が入り組んでたから柄の長いドライバーじゃないとホントにネジに到達できません。
真ん中は開けているからどのドライバーでもいけます。
前面パネル裏のヒートシンクのそばも柄の長いドライバーでないと無理かも。
最後のは同じく前面パネル裏近くでトランス挟んで反対側
これでアンプとウーファーを繋ぐネジは全部外せましたが、ウーファー用コネクタを外さないと分離が出来ません。
これでアンプとウーファーを分離出来ました!(この容積で16cmウーファーのハウジング容量が確保出来てるんだな。)
それでは、アンプの裏面パネルのネジを全部外します。(排気FANの掃除もするならFANのネジも外すんだぞ。)
HDMI端子の上部にあるネジやら各端子の周りにあるネジやら全部外さないと裏面パネルは外れません。(コレが地味に面倒だったな。)
全部ネジを外せたら、電源コネクタのところだけちょっとクセがありますけど、あとは苦労なく外せると思います。
電源コネクタは余裕なく設置されているので、全面パネル側の端子を外して配線の余裕を作ってあげた方が取り外し作業が楽になるかもしれません。
あと、裏面パネルを外すために排気FANもパネルから外した方が作業が楽になると思います。(もんすぷはコネクタを外さずに裏面パネルからFAN本体を外したぞ。)
ここまでくればあと少し!
側面パネルに1か所ネジ穴があるので、ネジを外しておきましょう。
ネジにプラ製のワッシャーが付いています。(無くさないようにな。)
HDMI端子の基盤は2個のコネクタとさっきのネジで固定されています。
基盤を曲げないように均等に力をかけてコネクタを外しましょう。
やっとスピーカーリレーが現れました!(結構時間がかかったな。)
ちなみに左からサラウンド、センター、フロントスピーカー用のリレーのようです。
このスピーカーリレーを買おうとしたんですけど、Amazonでもモノタロウでも売ってなかった…。(10年くらい前の商品だししょうがないか。)
いや、厳密にはあったけど100個入りで2万5千円くらいした…。(30人くらい同士を募らないと3つだけのためには単価が高すぎて他のアンプが買えるな。)
リレーの中身を拝見しようとカバーを持っても外れない…。
ウォーターポンププライヤーを準備してなかったので、バイスプライヤーで代用してカバーをオープン!(ん?左右で見え方が違うぞ??)
…。勢いあまって左のリレーは中身を壊してしまいました…。(あちゃー。)
ま、どーせはんだ付けするつもりだったから電磁磁石部分は少々壊れても気にしないし!(とか言いながら部品探してるじゃん。)
…。なんとか部品はみつけたので強力な接着剤で付けておきましょうか。(リレーのカバーを挟んでるヤツがバイスプライヤーね。)
スピーカーリレーの中で銅製の端子が2対あって、電磁磁石が発動したときに銅端子が押されて端子同士がくっついて通電するようですね。
それにしても、リレーのカバーがすんなり外れてくれなかったから3つとも壊しちゃいましたよ。(もう開けること無いだろうから接着剤を薄くつけておこうぜ。)
おや、そこにいるのはネジザウルス君じゃないか。(もうピンセットで押さえにかかってるな。)
アレ?フラックス君?
あらら?はんだ君までいるじゃぁないの?(リレーを直結する気満々じゃねぇか!)
単に銅端子をはんだ付けするだけだと定着が悪かったので、ネジザウルスで端子をちょっとまげて通電状態にしてからフラックスで下地慣らしをしてはんだでリレー端子を結合しちゃいました。(やるんなら自己責任でお願いしますね。)
僕のこのアンプ付きウーファーの今後の使い方ではセンタースピーカーを使用するつもりはないので、真ん中のリレーは何も手を加えていません。
リレーのカバーを元通り付けて、組み直していきましょう。
組み直して電源を入れてみたところ、何もなかったかのように電源は入りました。
スピーカーリレーを直結したことで、電源ON時から何も接続していなくても鳴っていたガサガサ音は消えました!
ただ、何回かに一回のペースで音が出ないトラブルは継続して発生します。(しかもポップノイズとともに復旧するからスピーカーに悪そうだよな。)
あと、致命的な問題が一つ。
このアンプ付きサブウーファーですが、付属リモコンが無いとサラウンド機能をONに出来ません!(このままじゃただの2.1chアンプになってしまう。)
だから、センターとかサラウンドにスピーカーを接続しただけだと音は出ないんです。
リモコンは実家で見つけられなかったから、どうにか調達しないといけない…。
リモコンがあれば、スピーカーの位置補正とか、4.1chサラウンド環境とか素早い入力切替だとかが出来るのに!(この商品の使用頻度が高いならリモコンは無いと性能半減だもんな。)
付属リモコンはRC-678Sという商品です。
RC-678Sは本家ONKYOのサイトでも3,412円で売っていますけど、ウチのアンプ君はポップノイズ爆弾があるために、3千円もつぎ込む気が起きない。
ヤフオクでも2千円以上が相場のようだし、どうしようか考え中です。(他のHTXシリーズでリモコン付きを落札するか、SA-205HDXも同じリモコン使ってるよな。)
まぁ、次回の記事ではもう結論出てる予定ですけど!
みなさんの所有するHTX-25HDXが末永く使用できることを祈ります。
ではでは。