今さら○○的な

旬な情報ではないかもだけど、今改めて書き起こしてみる

リモコン目当てで買ったらこっちの方が使い勝手が良かった件 【ONKYO SA-205HDX BASE-V30HDX】

ども。もんすぷです。

 

以前実家の物置から引きずり出したONKYOのHTX-25HDXをフル活用するためにリモコンが必要だって話をしました。

 

www.imasaratekina.com

 

 

あれからヤフオクだとかメルカリだとか近所の中古屋とか色々探して、ついに良いモノに出会えました!

 

RC-678Sリモコンにアンプとスピーカー・サブウーファーがオマケで付いてきました!(視点がオカシイだろ!?BASE-V30HDXという商品です!)

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どうやら、アンプの本体ボタンがたまに誤作動するっていう不具合があるみたいでしたが、リモコンを買う値段プラスアルファでアンプとスピーカーが付いてくるなら安いもんでしょ!(リモコンが主とか完全に思考がイカレてるわ…。)

 

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ちゃんとリモコンはRC-678Sだし、電池ボックスに液漏れ跡もないし、アンプの方は経年品とはいえウチのHTX-25HDXが動くんだったらまだ大丈夫でしょう!

 

それに、いざとなったらHTX-25HDXの部品を移植すれば良いかと思えるほどアンプ天板のスリットから見える「基盤と部品の並び」がHTX-25HDXとそっくりだったんですよね。(リモコンだけしか眼中にないのかと思ったが、意外にマトモなこと言ってるじゃないか。)

 

ちょっとマイナスな点は、中古品だからか排気ファンがすごく汚かったこと。(掃除のし甲斐があるじゃないか。)

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ということで、HTX-25HDXと同じく分解掃除をやってしまおうと思います!

 

このブログを参考にされてSA-205HDXの修理をされる方は、くれぐれも配線ショートや配線間違いをしないように気を付けていただき、作業はあくまで自己責任で行ってください。本ウェブサイトに含まれる情報もしくは内容を利用することで直接・間接的に生じた損失に関し本サイトは一切責任を負わないものとします。

 

 

まずは天板を外すために銀色のネジを外していきましょう。

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裏面と側面にもあるのでネジを外します。

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両側にもネジがあるので気を付けてください。

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HTX-25HDXと同じように、天板は裏面方向に一旦スライドさせてから上に外すような感じです。

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天板を外してビックリ!(めっちゃ埃まみれじゃん!)

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ONKYOのHDXと名の付くアンプたちは、天板から外気を吸気して排気ファンを使ってヒートシンク経由で熱を放出しています。(えらく自信満々に解説するな?)

 

実は前回のブログの後にHTX-25HDXの排気ファンの方向をわざと吸気側にしてやって、天板から排熱させようとしたんですけど、しばらく使っていたら熱暴走で強制電源オフになってしまってかなり焦ったんですよ!(純正の排熱は良く考えられてたってことか。)

 

それだからか、吸気側に埃が付着するのはしょうがないとしても、天板のスリット部分に近い電源トランスのあたりの埃がヒドイ…。

 

 

排気ファンが汚れていた時点でエアーダスターだけじゃダメだろうなと思っていましたが、これほど汚れているとはビックリです。

 

分解の仕方は前回のHTX-25HDXとほぼ同じっていうか瓜二つなので分解に迷いがありませんでした。(やっぱり排気ファンも汚れがヒドイな!)

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ここまでの外し方を参照されたい方は前回のブログを参考にしてください。

 

www.imasaratekina.com

 

 

この清掃作業を室内でやるなら、天板を外した時点で一度エアーダスターを半分くらい使うつもりで、玄関先とかベランダに出て「屋外」で吹き飛ばせる埃を吹き飛ばした方が良いと思います。(出所不明の埃を体に吸入したくないもんね。)

 

まずは排気ファンから、綿棒と洗浄液を使ってカリカリに固まった汚れを拭きとっていきます。

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一発目は万能職人みたいなクリーナーを使って汚れを浮かせて落とす。

 

 

2回目にアルコール系の除菌クリーナーで水拭き的な感じで仕上げます。(万能職人だけだと拭き残り線が出やすいからな。)

 

最後に綿棒が入らない小さいくぼみは刷毛とか捨て歯ブラシを使って汚れを掻き出します。(右にある白いブラシは、掃除機で吸い込みながら作業してたから、掃除機のノズルが写り込んでます。)

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ヒートシンクにも汚れがこびりついているので綿棒を使って落としていきました。(お、懐かしのスピーカーリレーだな。)

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ほんと、サブウーファー用の端子が追加されてるくらいで、HTX-25HDXのアンプ部とほとんど一緒の基盤レイアウトだから分解に迷いが無いのなんのって!

 

ここに埃の凸凹ができると空気の流れが悪くなるから、フィン1枚1枚を丁寧に拭いていきましょう。

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ほぼほぼ掃除が終わったところ!(トランス部にあるシリアル番号も見えるようになったな。)

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同じアングルで見るとこんな感じ

Before

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After

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ここまで埃を飛ばしたら誤作動不具合が直ったとかにならないかな?と思ったけど、やっぱりちょっと誤作動はしますね。

 

具体的には、アンプ本体の「INPUT」ボタンと「LISTENING MODE」の機能が逆転したり、元に戻ったり、スピーカーセッティングが吹っ飛んで初期値に戻ったり。(初期値に戻るバグは最初2回起きたけど使い続けたら起こらなくなったな。)

 

恒常的にバグってるなら諦めるんですけど、何度か使用していると症状が出ないときの方が多くなるんで意味不明です。(リモコンからの指示はちゃんと機能してるし、本体ボタンは要らないんじゃないか?)

 

相変わらずHTX-25HDXと同じでリモコンが無いとサラウンドスピーカーが有効化しないけれど、一緒に手に入ったリモコンはすこぶる快調。

 

このSA-205HDXだけでなく、HTX-25HDXも操作できるから、やっぱりリモコンが無いとこのシリーズの魅力が半減します。いや、3/4減します!

 

 

あと、SA-205HDXではSETUP MICを使ってスピーカーセッティングが出来ます。

 

Audyssey 2EQ(オーディシー ツーイーキューと読むらしい。)機能でスピーカーの音量だとか設置位置だとかクロスオーバー周波数だとかの調整を自動でやってくれます。

 

ただ、オマケでついてきたマイクだと設定が出来なかった(接続は認識したんだが音声を認識しなかったんだ。)ので、TX-RZ800に付いていたSETUP MICを使ってセッティングしてやりました。(スピーカーの位置やリスニングポジションの関係でEQは結局オフで運用することにしたがな。)

 

※Auddeysse 2EQを使うんだったら、実使用で3か所のリスニングポジションが想定できるときに使うと良いと思います。僕みたいに場所の制約で1か所でしか聞く可能性が無いのに無理やり3か所のポジションを作ってセッティングすると「取ってつけたようなサラウンド」によって聞き疲れする音になっちゃうかもしれません。

 

 

このSA-205HDX、本体側でボリュームをいじる際にはボリュームノブがあるおかげで、急な音量の変化が出来て使いやすい!(「うるさい!」って言われたり、物足りなかったりでサッと音量弄りたいときってあるよね。)

 

HTX-25HDXが押しボタンタイプのボリュームコントローラ?だったから、やっぱり手でグイッと回せるボリュームノブのタイプの方が何かと便利でした。

 

SA-205HDXに接続できるウーファーがアンプ無しのウーファースピーカーなので、接続するスピーカーを選びますが、所詮ウチの用途ではサブアンプ用のサブウーファーだし、あんまり大音量で聞くことも出来ないし、BASE-V30HDXに付属する16㎝サブウーファーで現状は満足です。

 

 

最初はリモコン欲しさに買った商品でしたが、なんということでしょう、スピーカー含め全部が使える!(訳アリで安く買えてよかったね。)

 

数回に一回のポップノイズガチャが発動するHTX-25HDXを使うくらいなら、本体側のINPUTボタンがLISTENING MODEと機能が入れ替わる謎仕様のSA-205HDXを使用した方が自分のスタイルにハマるんですよ。(スタイルというかポップノイズはヤバイだろ!それに、リモコンでINPUTとLISTENING MODEの切り替えをすれば確実に設定できるしな。)

 

ということで、HTX-25HDXがまたお蔵入りしたってことをYoutubeのモンハンライズ動画でも報告したところです。

youtu.be

 

これだけコンパクトで最低限2.1chからスタート出来て、スピーカーを別途調達すれば5.1chで運用できるってのが良いですよね。(BASEシリーズはノーマークだったな。)

 

リビングやメインアンプのために、Dolby Atmosをお安く体験しようとして、BASEシリーズと同じスピーカーを使ってはいましたが、(BASE-V30HDXのスピーカーはONKYO D-108Mと同等だと思ってる。)実は本体とかサブウーファーコスパ良く出来ていたんですね。(リモコンが無いと機能をフル活用出来ないのだけ残念だが。)

 

 

みなさんも自宅のテレビを迫力のあるサウンドにするときは、今流行りのバースピーカーも良いですが、ONKYOのBASEシリーズもオススメですよ。(やっぱり2.1chか4.1chあると違うよ!)

 

~後日追記~

BASE30シリーズのアンプであるSA-205HDXにNintendo Switchを接続してフォートナイトで遊ぼうとすると物凄く遅延が発生します。(PlayStation4とかの接続でもヤバイと思う。)

 

BASEシリーズをこれから手に入れて「キャプチャー経由」でHDMI接続のゲーム機を繋げる予定なら、BASE50以上の型をオススメします。(理論上1080P@60Hzでも大丈夫なはずが、ウチの接続環境でBASE30だと1080P@30Hzがギリギリくらいに見える。)

 

なんでモンハンライズは違和感なく遊べたのか不思議ですが、フォートナイトはダメでした。(遅延が酷すぎて勝負にならない…。)

 

ただ、SA-205HDXはLINE入力もあるので、一旦ゲーム画面をディスプレイに接続してからRCAでSA-205HDXに接続するっていう手もあります。(爆音で遊べる環境でもない限り、そこまでの音質劣化は感じないと思う。)

 

こういう商品を使ってディスプレイのヘッドホン端子とSA-205HDXのLINE入力端子を接続すれば余計な表示遅延が発生せずにディスプレイ内蔵スピーカーよりも高音質でゲームを楽しめますよ。

~追記終わり~

 

 

家の中で多スピーカー構成が出来るならたとえオーディオ初心者であってもPlayStation5の性能を使い切ってなおかつDolby Atmos組むためにDENONのAVR-X2700HくらいのAVアンプを買ってほしいところです。(ただ、2021年5月の時点で今はどのメーカーもHDMIチップの不具合で4K120Hz表示に不具合があるようだから、メーカーサポートの受けられない「中古」には手を出さない方が良いかも。)

japanese.engadget.com

 

でも、そこまでお金をかけずに、テレビやゲームやプロジェクターの音に迫力が欲しいってくらいだったら、ONKYOのBASEシリーズは良いですよ!(この記事の時点では4K120Hzアンプはまだ待った方が良いだろ。あとコレなら2.1ch分のスピーカーも付いてくるし。)

 

今売ってるのはV60だけど、新品で7万円はちょっと手が出せないって人、V50なら中古で半額以下で手に入ります。(もんすぷみたいにV30に手を出すなら、上の画像のような埃まみれは覚悟すること。)

 

僕みたいに分解して掃除する根気がある人なら、V30は数千円で手に入るから狙い目ですね。(絶対リモコン付きを探すこと!でも、あと何年使えるか分からんのと、通販なら送料がかかるのがネック。)

 

 

ではでは。