ども。もんすぷです。（むむむです。）
日差しが強くなってきたからか、僕のブログの過去記事でアクセス数が増えている記事がありました。
あー、こんな記事も書いたよなーって読み返していたら、タイミング悪く例の親戚案件でメンドーなことを頼まれてしまいました。
なんでも「僕のために珍しいAVアンプを入手してくれた」ようなんですけど、異様にタバコ臭くて「我が家では使っていられないからなんとかしてくれ」と。（ちょっと何言ってるのか分かんない…。）
某オークションとか某フリマとかを利用しない方はイメージしにくいと思いますが、タバコ吸わない人はタバコの臭いに敏感ってので、個人売買とかでもタバコ臭のする商品は通常より価値が下がったりしやすいんですよね。（吸わない人間からしたらあの臭いは不快以外の何物でもないからな。）
どうせそういった「訳あり商品」をどっかから引っ張ってきたは良いが、ニオイがきつ過ぎて痛い目見ているんだろうと思いますが、僕としてもどんなAVアンプが手に入るのかがかなり気になる！（変な所でWin-Winの関係になっているから縁が切れないんだよな…。）
僕と親戚はタバコは吸わないんですけど、僕の職場ではタバコエリアで仕事相手や先輩方と仕事のための作戦会議やら世間（業界）を知るための雑談とかあるから、僕は割と煙にまみれて仕事している感じなんでちょっとは臭いに耐性があります。（昔と違って今は「戦略的雑談」が許されない風潮だからこういう所でやっている感じかな。）
でもでも、喫煙所でリアルタイムに臭うタバコ臭と、グッズや家電に染みついているタバコ臭は全然違います！（前者の臭いは耐えられるけど、後者は耐えられないって話。）
たまに「商品を掃除せずに買い取った状態のまま売っている」中古屋さんとかにも行きますけど、ある程度不快な臭いを消す方法は心得ているとはいえ、物の臭いを完全に消そうとすると水洗い的なことが出来ないと自分の技術では無理なので、洗濯可能なモノとか分解洗浄が可能なモノ以外は、自分の欲しいものに出会っても汗・カビ・タバコ臭がする家電系には基本手を出さないようにしています。（てか、モノ買いすぎ！安物買いの銭失いって言葉を知っているか？！）
で、モノを見て軽く驚愕！コイツ…分かっていやがる…。（ホント、Win-Winな関係なんだな…。）
とりあえずタバコ臭問題を前面に出して親戚から格安でモノを手に入れ、家に持って帰って本体の掃除を結構頑張った結果、8割方ニオイの発生源を取り除けた感じで、まだ一部の基盤と各種ビニル被膜と排気熱からわずかにタバコ臭がしていますが、刺激臭は無くなっていて自分ではあまり気にならなくなりました。（1ヶ月くらい使ってみても作業部屋の匂いが変わるほどの影響はない感じ。）
配線とか電源コードとかに使われているビニル系の素材に染み込んだタバコ臭を取るのって何が一番効くんですかね？一見染み込まない系の素材だと思うんですけど、中性じゃない系の洗剤の浸け置きが必要な気がして、そこまでは分解して直せる自信（ヒマ）が無いからソコソコの清掃しかできなかったです。
あとは1年くらい使ってみてどれだけニオイが無くなるか様子を見てみないと作業成功かどうか分かりませんが、アンプ本体の方は自分の作業スペースで不快な臭いに悩まされることは無くなりました。
あとは、今回の題材となった、この「頑固な汚れ落としスプレーを使って掃除しても不快なタバコ臭が消えないリモコン」をどうするか…。（フツーの汚れはこれで激落ちするんだがな。）
発売して3年経ってないこのリモコンボタンの「白が褐色に近い黄色に黄ばんでいる」状態を見るだけでも、かなりのヘビースモーカーに使われていたことが伺える状況。
驚くべきは、掃除前のアンプ本体と同じくらいの刺激臭がこのリモコンからも発せられていて、前の所有者の家の中はどうなっていたんだ？！ってくらい臭いがキツイ！
汚れ落としスプレーでこのリモコンを覆っている「ちょっとネバ付いた何か」は取り除けたんですが、色はキレイにならない…。
タバコ臭がリモコンの中からリアルタイムににじみ出ている感じが伺えるくらい、机に置くと不快な臭いが上がってくる！（これはやっぱり徹底的に掃除するしかないだろ。）
ということで分解しました！
このブログを参考にされて作業をされる方は、水没や配線のショートや挟み込みをしないように気を付けていただき、パーツの脱着作業はあくまで自己責任で行ってください。本ウェブサイトに含まれる情報もしくは内容を利用することで直接･間接的に生じた損失に関し本サイトは一切責任を負わないものとします。
ま、リモコンだけならメーカーで販売していたりするんで、僕みたいに「趣味兼ブログネタのために」分解するんじゃなかったら、衛生的にも新品買った方が良いですよ。（ホラ、素手で触れる機会が多い部品だし。）
分解に使った道具は交換用Joy-Conスティックを買った時についていたピックです。（スティックは半年くらいでダメになったけど工具は今も活躍しています。）
Melelife Switch Lite/Switch Joy-Con交換部品修理ツールセット付きオリジナル左右センサーアナログジョイスティック
※スティックはそこそこの耐久性でしたが、値段とオマケ工具に惹かれて買ったヤツです。
リモコンを分解したところ、ニオイを発している大部分はプラスティックカバーとシリコンボタン部であることが確認できました。（基板はほとんど臭いが移っていない感じ。）
基盤の清掃はIPA（イソプロピルアルコール）でやるとして、これは発火、中毒症の危険性があるから手袋装着とか換気とか気を付けてやりましょう。（ただの無水エタノールで清掃でもいいんじゃないか？）
プラとシリコンパーツは例の洗剤を使ってこの絵の主婦が驚くくらいの「消臭」効果を試してみましょうか！（ついでに漂白もしてくれるとありがたい。）
なんでこんなことをしてるかというと、以前の記事と参考になったブログの両方を読んでいただけると分かります。
容器は以前エアコンリモコンの時に使った100均の器がギリギリ入ったんですけど、ほんのちょっと寸法足らずで重ねて入れないといけませんでした。
コレに例の洗剤2つ分で浸して（3つのパーツを平置き出来るなら洗剤1つで足りたよ。）、以前と同様に地面からの紫外線の反射を期待してアルミホイルを敷きました。（家にあったのは普通容量2個だったが、大容量詰め替え1個を持っていればそれで足りたんだよな。）
朝一番で直射日光が当たる前から設置して、素材にまんべんなく日光が当たるように適宜裏返しながら、日没まで放置した結果がコチラ。（洗剤は洗い流しています。）
光が白熱電球色だからまだ黄色っぽく映っていますけどビフォアーアフターで見比べてみてくださいよ！
作業前の黄ばんだリモコンがコレで。
例の洗剤で漂白されたリモコンがコレです。（ホントに白くなったな。）
部屋の照明の関係か、ボタンがまだちょっと黄ばんで見えてますけど、現実は「ほぼ白」なんですよ！
さらに、例の洗剤で付け置き洗いをしたのと同等の効果があったのか、タバコ臭も無くなっています！さすが漂白と消臭のプロ！（でもコレはあくまで衣類用洗剤だからね。）
まぁ全くの無臭ではなく、ちょっと「例の洗剤の原液の香り」がしないとも言えませんが、タバコ臭に比べたら全然匂って大丈夫なヤツだし、その洗剤の匂いも鼻を近づけないと本当に香りは感じられません。
確かに例の洗剤のパッケージの女性と同じくらい「驚きの白さ」を実感しましたが、何よりもこのリモコン、蓄光素材だったみたいで、蓄光していたら暗いところでボタンの白い部分が光るんですよ！（黄ばんでいるときには気が付かなかったな。）
ホント、液晶とか電解コンデンサとか使っていないんだったらAVアンプ本体の方も例の洗剤にぶち込んで掃除してやりたい気持ちでいっぱいなんですけど、地道な作業で臭いが大分抑えられたのでヨシとしましょう。
今度からこういう長物のリモコンを漂白するときに備えて100均のタッパーを新調しようかな？（それよりもジャンク漁りはリスクが高いから止めてくれ。）
例の洗剤も大容量タイプがそこそこの値段でホームセンターに売っていたし、器と太陽と例の洗剤があれば、洗える商品だったらタバコ臭のモノを掴んでしまっても怖くないかもしれない？（絶対ではないですよ！染み込む系の素材だと多分こんなに大成功になっていないと思う！）
家電の黄ばみ・臭い取りにも効くこの方法が漂白剤の万能性を説明しているわけではありませんが、服のニオイが気になる人は通常の洗濯に例の洗剤を入れてみてはいかがですか？（コイツは通常の洗濯は得意じゃないからアテにしないでください。）
でもコレで確信しました。シリコンやプラスティックパーツの黄ばみには僕のブログでやったこの方法が効きますよ！
ではでは。
