ども。もんすぷです。
今回はUSB外付けHDDの中身のHDDを交換しましたって話です。
表題のとおり中古で買ったUSB外付けHDDが故障してしまいました。(中古で買ったからしょうがない。)
NASのように常時電源を入れておくのと違って、使いたいときに電源を入れるUSB外付けHDDだったので、正確な使用時間が分からないんですけど、Youtubeに動画をアップするようになってからキャプチャーデータの保存先が無くなって急遽買ったものだったので、購入してから2年くらいのうちの何十時間というところでしょうか。(だから記録媒体を中古で買うなとあれほど言ってたじゃないか。)
僕がたまに使っていた商品はアイ・オー・データのHDCA-UT2.0Kという商品です。
容量2TBでUSB3.0接続だったから、本当はWestern DigitalのHDDを買いに行こうとしていた時に、先に中古屋に行って見つけてしまったために買ったものでした。
このブログを書いている時点で大体8年モノの骨とう品だったことが分かり、やっぱり中古でHDDなんて買うもんじゃないのかなぁと思う今日この頃。
当時は2TBのHDDを買うお金の半額以下で買えてUSB3.0で繋げるケースまで付いてるようなもんだと喜んだんですけど、こういう買い方をするときは「大事なデータ」を保存する用途には向きませんね。(じゃあどんなデータを保存するんだよ?)
たまたま既にYoutubeにアップしたゲーム動画の原本データを入れていただけだったので、再編集が出来なくなったくらいで済みましたが、アップ前のゲーム動画だったら泣きそうになりますね。
どうせHDDはダメになったし、ゴミとして捨てる前にケースは再利用出来るんじゃないか試してみたいと思い、分解を決心しました。
2TBのHDDの交換相手として選んだのがSeagateの2TBHDD!(オマ…。)
過去にSeagateのHDDで痛い目見ている僕が何の因果かまたSeagateのHDDを手にするとは!(傷あるし中古じゃんコレ!)
はい!ヤフオクで1回目に買ったHGSTのHDDが失敗だったので再チャレンジで2回目の商品です!(もう新品買った方が安いんじゃね?)
信頼のHGSTは古すぎて電源入れると「カンカン」て音がしてもうダメだったんですよ。(それ昇天間際の症状の音じゃん…。)
とりあえず読み書きは出来たけど30Mbps台しかスピードが出なくて、カンカン鳴るときは11Mbpsくらいまでスピードが落ちて全然使い物にならない!(だから中古で記憶媒体なんて買ったらイカンて!)
そのくせにCrystalDiskInfoでは「正常」って出てるから困っちゃいました。
HDDの寿命って3万時間くらいって言われてるんですけど、その2倍近くの使用時間が表示されていて、そこを確認せずに買ってしまったのが運の尽きだった。(安いからには訳があるのよ。)
でもリベンジしたSeagateのHDDはUSB3.0接続のアダプタで140Mbps平均のスピードが出ているからとりあえずは成功ってことで!(マジで懲りてくれ!)
それでは分解に行ってみましょう。
まずはACアダプタを挿すところの近くにネジがあるので、1番のプラスドライバーで外してしまいましょう。(今回ドライバーは2種類使用しています。ネジを舐めないように1番と2番のプラスドライバーを用意して作業に臨みましょう。)
ドライバーの個人的オススメはVESSELですね。(精度と値段のバランスが良いよな。)
ゴム足が設置してある面を両手の親指でACアダプタ接続口の方にゆっくりスライドさせるように押し出しましょう。
スライドに成功すると、こんな感じでちょっと隙間が生じます。
ということでカバーが外れました。(中に入ってたHDDもSeagate製だったとは…。)
ガッカリだったのは、HDDの収納にゴムダンパーみたいなのが使用されていなかったこと。(ほぼ直付けだからコレだとHDDの振動が外に減衰せずに伝わっちゃうな。)
インジケーターランプの部分のクリアパーツをスライドして外します。
2番のプラスドライバーでネジを2か所外しましょう。(本当はHDDユニットをケースから外した後にこの作業をやった方が良いと思います。)
2番のプラスドライバーもVESSELをオススメしときます!
HDDユニットをインジケータランプ用のクリアパーツがハマっていた部分に向けてスライドさせて外します。
カバーにインジケータランプのLEDが付いているので外します。(爪で引っかかっているので取り外すときは注意してください。)
こんな感じで外れたらOK!
HDDユニットの裏側の2か所のネジを2番のプラスドライバーで外します。
基盤を外してHDDを取り外します。
交換用のHDDを取り付けて、さっき分解した順序で直していきます。
ケースを縦置きしたときの底面に当たる部分がすごく埃まみれだったので掃除しておきました。
組み直したらパソコンに接続して動作確認です。(インジケータランプが正常に動いているな。)
事前に動作確認したときのデータがちゃんと残っています。(ちゃんとHDDが認識されている。)
試しに200GB程度のデータコピーをやってみましたが、115Mbpsから170Mbpsの間の速度でデータコピーが出来ているので、USB3.0接続で今の所問題なく動作してると言って良いと思います。
ここまで中古品のオンパレードで作業記録をアップしていますが、HDDの使い方で「消えても良いデータ」の保存用途なんて無いと思うので、みなさんが購入するときは新品でHDDを購入することをオススメします。
それでもヤフオクで安く手に入れたい!とか「USB3.0接続の」外付けHDDがヤフオクで格安出品されている!って場合は、「HDDガチャ!」とか「オマケHDD付き外付けケース」を買うんだという心意気で入札に参加されてはいかがでしょうか?(自分で分解・パーツ交換を前提で入札するならしょうがない。)
ちなみに僕はメインのキャプチャー動画関係の保存用HDDはちゃんと新品でHDDを買っています。
僕の過去記事を読んだことがある方は「外付けHDDって他の機種じゃなかったっけ?」って思うんじゃないかと思って補足説明させていただくと、動画編集以外の用途で使う外付けHDDは全部で4台あります。(メイン以外は空き容量が無いままだけど、いまだに使用出来てるんだな。)
動画編集以外の関係で保存する場合のメイン外付けHDDはコレを使っています。(コレ以外に3台の外付けHDDを使っているのと、他に動画関係のためだけにメインで2台サブで1台内蔵HDDを使っているってことです。)
動画がらみのデータ保存でメイン1号1TB、メイン2号4TB、サブ2TBがほぼすべて容量を使い果たしてしまって、すぐに削除するか判断に困ったときに今回のUSB外付け2TBHDDに出会って緊急で使ったんです。(だから使用頻度はすごく少なかったんだが壊れてしまったと。)
だからみなさんはメイン保存用HDDで中古を選択するような無謀なことはやめた方が良いですよ。
ではでは。