ども。もんすぷです。
姉さん事件です!(古ぅっ!)
家の壁のシーリングが劣化しちゃって剥げてきているんです!
最初は何かのゴミが壁に付いているのかと気に留めていなかったのですが、シーリング材の下のボンドブレーカーが顔を見せちゃってるのを見てしまっては、修繕せずにはいられない!(シロウトが何を言ってんだ。)
今回は建築業界に詳しくない素人作業人が「数年耐えてくれれば良い」レベルで補修作業をしたって記録です。
今回の作業でネックになっていたのは、シーリング材の剥がれた場所が高所であったこと。
そして、普通の「脚立」だと背が低くて届かない場所なので、「はしご」を使わないと作業できないこと。
(さらにオマエが高所恐怖症であること!)
うぅ…。高いところで力出す作業とか怖くてできたもんじゃありません。
でも、シーリング打替え作業ってパッと見簡単そうじゃないですか。
こんなので日当2万円くらい払って大工さんに頼むなんてもったいないじゃないですか!(いつものドケチ根性か。)
家というものは、定期的なメンテナンスをしてこそ長持ちするというもの。
かといって、予定より5年くらい早くメンテナンスするのがちょっと懐的に無理があるってこと。(日陰物件でカビが生えるより、直射日光で劣化する方が健全だと思う。)
全体的に劣化しているわけではないので、もうちょっと耐えてもらってからプロにお願いをしようと思いました。
ということで、まずは作業道具の調達を!(それが一番やりたかったんだろ。)
作業を楽にするためには、道具も安くても一定レベルのものを揃えた方が良いと思って買ってきました。
コーキングガンは応力がかかる部分に金属を使用して変形による力の損失を抑えて、押し出しの作用点を複数持つタイプにして押し出し作業を安定化できそうな商品を選びました。(タジマなんてコンベックスでしか知らないくらいの知識のやつです。)
劣化したシーリング材を引きはがすのに高所作業だし道具があった方が良いだろうと、選びました。
足場を作らずにはしごだけでコーキング作業とコーキングヘラでならし作業をするのが難しいと思って、コーキング剤を充填しながらヘラがけが出来そうな道具を見つけました。
マスキングテープでテープ跡が付かないように基材にこだわりをもって3Mのマスキングテープをチョイスしました。
ボンドブレーカーはAmazonとかで買うより、近所のホームセンターで買った方が半値くらいで手に入ります。
これを敷かずにコーキング剤を入れてしまうと、3面接着状態でシーリングを打ってしまうので、絶対にボンドブレーカーが剥がれていたら購入しておきましょう。
…と、うちは木造住宅なのでコーキングマイスターのブログで勉強しました。
さて、コーキングガンに装てんするシーリング材ですが、僕が使ったのはプロが使用している(と思われる。)シーリング材なので、ホームセンターでは置いてませんでした。
ネット通販ではちょっと高いですが販売しています。
知り合いの施工業者さんに譲ってもらうかネットショッピングで手に入れましょう。(色が合えばヤフオク・メルカリ・ラクマって手もあるな。)
オートンサイディングシーラントよりも上位の部材があるようですが、今回の目的は「あと数年持ってくれれば良い」レベルの補修作業なので、安価に手に入る部材で有名なのを手に入れました。(これも良い品質のやつだぞ。)
シーリング材をサイディングボードに充填する時に、必ずプライマーを塗ってあげないといけません。
メーカーを揃えてプライマーを選択しました。
それでは作業に入りましょうか。
はしごに上ってブルブル震えながら古いシーリング材をはぎ取ります。
ボンドブレーカーも剥がれてしまってますね。
※カッターナイフで切れ目を入れて古いシーリング材を切り離してはぎ取りました。
シーリング材を打つ周りのサイディングにマスキングテープを貼り付けます。
ボンドブレーカーを剥がしてしまった所に新しいボンドブレーカーを貼り付けました。
古いシーリングが、一部力が入らなくて取れなかったけど良しとします。(足場がないと力が入らないな。)
シーリング材をコーキングガンで充填していきました。
ヘラ付きのコーキングガンで充填したから、ヘラ当てしなくてもそれっぽく仕上がりました。
通常はコーキングガンにシーリング材をこうやって装てんすれば、ノズルを切って充填するところなんですけど…。
こうやってアダプターを装着して、
緑のヘラ付きのヘッドを装着すれば、充填しながらヘラ当てできるコーキングガンの完成です。
初めてコーキングガンを使用する人は、一回のストロークでどれだけシーリングが出てくるのかを体感してから使用した方が良いです。
僕は良くわからずに使用したので、ヘラ当てを何度かやり直すハメになっちゃいました。
高所作業でこれはちょっと厳しかったです。
ヘラ当てをやり直すときはやっぱりヘラだけのを持っておいた方が良かったですね。
こういうヘラはやっぱりいるんだなぁと感じました。
でも購入していなかったから、コーキングガンのヘッドに付けたヘラで頑張ってならしましたよ!
シーリングを打ち終わったら、乾く前にマスキングテープを剥がします。
実はここが2番目に大変だったところで、シーリング材がたっぷり着いたマスキングテープをはしごに上ったまま剥がして、ゴミ袋を持って上がっていなかったので、どうやって手を汚さないようにしながらはしごを降りるか凄く大変でした。
(手がシーリングで汚れたらはしごがベタベタになっちゃうし、飛び降りたらケガするかもしれなかったもんな。)
みなさんがマスキングテープ撤去作業をするときは、しっかりした足場の確保と汚れものをすぐに処分できる袋を手元に持っていた方が良いと思います。
高所作業で悪戦苦闘しながらなんとかシーリングの打ち直しが終了しました。
これは一見素人でもできそうですが、道具やちゃんとした足場がないと適正施工すら難しいです。
高所作業は僕にとっては想像以上に大変だったです。
せっかく道具を買ったので直射日光が当たる壁面のシーリングを全部打ち替えてやろうかと思っていましたが、高いところが怖いしはしごでも届かない部分があるので、きょうのところはこれで辞めときました。(次はいつになることやら。)
みなさんもシーリング打ち直しをするなら、縦方向の補修から入った方が良いですよ。
横方向の補修は、はしごを何回も場所移動させて上り下りして、高所作業に足を震わせないといけません。(震えるのはオマエだけだろ。)
信頼できる施工業者を知っているなら初めから相談しましょう。
築年数の浅い物件なら、販売業者に相談するのもありかもしれません。
ではでは。