ども。もんすぷです。(むむむです。)
実際に作業したのはちょっと前になりますが、やっと記事をアップする気になったというかなんというか…。(モンハンライズに時間を取られすぎだぞ。)
今回で今度こそ一番良い修理方法になるんじゃないだろうか…
今までの道のり
我が家のシャワーフックはもう何回もD.I.Yで修理してきていまして、最初は3年くらい前だったんです。(今回の記事アップ日から考えたらもう3年半くらいになるんじゃないか?)
ここでは修復方法がまだ確立していなくて、コンクリートアンカーで修理したからすぐにフックがグラついたんですよね。(それでもみんなは閲覧してくれている。ありがとう!)
次にアンカーを変えてみたんでしたっけ?(コレはマジでダメだったな。)
アンカーの選定が間違っているのに気付かなくて最初の2回の記事は手探り感満載な作業記録でした。(というか、接着剤も作業性が悪かったぞ。)
次に見つけてきた方法では「良いアンカー」に出会えたんですけど、接着剤の作業性の悪さに向き合えていなかったんですよね。
ということで、アンカーが良かっただけで半年も耐えてくれたから、もっと作業性の良い接着剤を探そうってことで見つけてきたのがこの記事でした。(良かったんだけど、色が付いていたんだよなぁ。)
これはお風呂の壁の色が黒っぽかったらオススメの方法でしたよ。
なんせ、ここから丸2年耐えてくれた手法でしたから!
「良いアンカー」には出会えた!(アンカーってのはネジの土台だと思ってくれ。)
あとはお風呂の壁の色に合う「透明」か「白」の接着剤を探そう!
…ということでお待たせしました。「良い接着剤」に出会えましたよ!(Ver.3と基本性質は同じだから2年は持ってくれるはず!)
もんすぷがお風呂場の壁面シャワーフックの接着に求めるもの
僕がどんな基準で「良い接着剤」を探してきたかお伝えしましょう!(上の画像にすべて書いてあるんじゃね?)
プラスチック対応であること
これは、僕が見つけた「良いアンカー」の素材がポリプロピレン樹脂製だったからです。
ポリプロピレンが接着できれば、風呂場の壁はたいてい金属製なので、アンカーと壁を接着することが可能です。
風呂場の壁はあまり分厚くないため、アンカーの一部しか接着出来ません。(つまり、「点で接着」に近い感じだな。)
ポリプロピレン対応の接着剤で、たとえアンカーの一部であったとしても、接着力を保てるものを選びましょう。
衝撃に強いことを強調していること
これから修理する場所はシャワーフックです。
毎日シャワーを使う人なら、使用するたびにシャワーフックからシャワーを外し、使用後にシャワーフックに引っ掛ける動作をしていると思います。(これを、そーっとやる人なんていないわな。)
超有名な瞬間接着剤のアレだって、ゆっくりと引き剥がす耐性は持っていますが、衝撃によって引き剥がされるのは弱いんです。(それでも良く接着されていると思うけどね。)
耐衝撃性のある接着剤は大体「カチカチ」には接着されません。(衝撃吸収のためみたいだ。)
だからこれが日常の接着全般に使えて万能だとは思いませんけど、風呂場のシャワーフックであれば、この特性は必要だと思います。
耐熱・耐水性があること
さっきも話題にあがった、超有名な瞬間接着剤のアレだって、手に付いたときにぬるま湯とかでゆっくり引き剥がすと剥がれます。
風呂場だけあって、お湯だの水分だのは充満している環境ですから、耐水性は重要です。
耐熱と言いましたが、風呂場は冬に寒くなるので温度差による劣化耐性も持ち合わせてくれないと困ります。(今回のは前回のものよりも温度耐性が10℃高かったんだよな。)
-40℃から90℃だから、日本だったらよっぽどの場所じゃない限り対応温度から外れることは無いでしょう。
透明であること
屋外で使用するのであれば、紫外線対策で黒色とかの接着剤の方が耐久力があるんでしょうが、今回使用する場所は屋内のお風呂場です。
接着場所の付近にはみ出ることを考えて、色の無い透明の接着剤の方が作業性が良いです。(とかいいながら前回は黒い接着剤だったよな。)
実際、前回の施工の時はちょっとはみ出して、黒色だったからほっとくわけにもいかなくて、キッチンペーパーでぬぐい取ったんですよ。(なかなか拭き取れずに手こずったな。)
それがこの接着剤だったというわけです。
長期保存用のキャップが付いてくるモデルも売っていたので僕はそれを買いました。
ということでD.I.Yで施工をはじめる
接着剤は上のセメダイン スーパーX HYPERワイドです。
アンカーはYAHATAのトリプルグリップ TG #8です。
アンカーはホームセンターで買った方が間違いなく安いので、ホームセンターに行ったついでに接着剤も買ったら良いと思います。(もんすぷ家の場合はさらにハンマーとネジザウルスは絶対使っているぞ。不足は買っておいて損はない。)
これがいつものシャワーフック修理道具です。
ドライバーはVESSELですけど、ネジをなめなければどれでも良いと思います。
マイナスドライバーの大きいのは壁の凸凹をならすために必要で(詳しくは初回の記事Ver.1の格闘を参照してくれ。)、小さいマイナスドライバーでシャワーフックのパッキンを外すのに使っています。
ペンチみたいなのが写っているのは、当ブログではおなじみの「ネジザウルス」という商品です。
これがあると作業効率がメチャクチャ上がります。
大体の作業記録に登場していて、もう元は取っているといっても過言ではない!(ヘタなより鋼線ワイヤーも軽々切断できちまうからな。)
2千円程度でここまで用途が広いペンチはなかなか無いんじゃないでしょうか?
今回も古いアンカーを除去するのに大活躍でした。(滑らずに掴むのがストレスなく出来てホント便利。)
べつにエンジニアの社員じゃないので、そろそろ施工に行きましょう。
まずはグラグラになったシャワーフックです。
ネジのパッキンを外します。
まぁ、これだけグラグラになっていたら、シャワーフックごと引っ張っても取れそうなんですけどね。
下のネジは劣化が少なかったので、やはりネジを回して外すので正解でした。
前回のアンカーが朽ちているので、ネジザウルスで掴んで引き抜きます。
アンカーが引きちぎれるくらい引っ張りました。(こういうところで掴む力のあるペンチが要るんですよ。)
大体引き出したら、今回も壁の凸凹をマイナスドライバーとハンマーで平らにならしていきます。
写真だと汚いけど、平らになったんですよ。(黒いのは前回使った接着剤だ。)
アンカーはだいぶ粉々になってしまいましたが、取れる部分は引き抜いてあげました。
アンカーが止まる穴の上下方向には多めに接着剤を注入します。
アンカーにも薄くまんべんなく接着剤を塗ってから、「アンカーの開く方向が上下方向になるように」アンカーを挿し込みます。
2か所ともアンカーを挿し込んだら5分くらい放置して接着剤が固まり始めるのを待ちます。
ちゃんと待てないと、下の画像のように、ネジを回した時にアンカーが回転して、アンカーの開く方向が上下方向じゃなくなって、シャワーフックの耐久力が落ちます。(コレは結局やり直しになったやつね。)
接着剤が固まり始めるのを待っている間に、接着剤のふたを長期保管用キャップに交換してしまいましょう。(普通のキャップでどれくらい保管が出来るんだろうか?)
5分くらい放置したら、ネジを締めてもアンカーが回らなくなったと勝手に想像しながら、シャワーフックを取り付けます。(写真撮りながら付けたから実際は5分以上待ってたかもね。)
こっちは実質5回目の修理なんだしちょっと気が緩んでいますね。
それでも、しっとり?しっかりと壁にシャワーフックがくっつきましたよ。
これでまた2年くらいはシャワーフックのことを気にしなくて済みます。
接着剤とアンカーと接着方法が大分洗練されたので、もしかしたら3年くらい持つかもしれませんね!
やっとみなさんにシャワーフックの直し方はこうです!って説明できるレベルになったんじゃないでしょうか?
みなさんもご自分で修理される際には、「良いアンカー」と「良い接着剤」と「良い道具」を揃えてから作業に臨んでください。
それでは良いD.I.Yライフを!
ではでは。