ども。もんすぷです。
前回の記事で譲ってもらったプロジェクターとスクリーンをざっくりと紹介させていただきました。
もう新品では手に入らないプロジェクターと10万円オーバー出さないと手に入らない120インチ電動式スクリーンを知り合いから手ごろな価格でお譲りいただきました。(ありがとうございます。)
じゃあ今回は取り付け作業編ということで、まずはスクリーンから行っちゃいましょうか!
- そもそも自分一人でスクリーンの取り付け作業が出来るんだろうか?
- スクリーンを持って帰るのは大変でした
- 天井補強用木材を着色しましょう
- 天井補強用木材にスクリーン取り付け用アタッチメントを設置する。
- スクリーンを取り付ける前に天井補強材を取り付ける
そもそも自分一人でスクリーンの取り付け作業が出来るんだろうか?
個人売買で気になるのが、購入した商品の取り付けです。
自分一人でできるのか?こればかりは非常に悩みましたが、格安で手に入る機会はこれ以外には考えられませんでした。(これを逃したらヤフオクでもなかなかお目にかかれないんじゃないか?)
たとえ取り付け工事を依頼しても、商品輸送にレンタカーを借りても、ショップで購入して取り付けてもらうよりは安いんでないかと思ったんです。(でも新品と中古を同列に考えると痛い目見るよね。)
プロジェクター本体は自分一人でも何とか取り付けできそうだったんですけど、プロジェクタースクリーンはちょっと厳しそうです。(長くて重いからな。)
このページを見てもらえば分かりますけど、120インチの電動スクリーンともなると、長さが2.8m近くあるのと重量が13㎏近くあるようなんです。
僕が譲り受けたスクリーンがどれになるのか型番が分からないので何とも言えませんが、同じ120インチの商品の重さくらいはあるでしょう。
出来るかどうかわかりませんけど、13㎏なら最悪奥さんにも手伝ってもらって持ち上げられない重さではないし、この機会を絶対逃したくないので、DIYでやってみようとなりました。
スクリーンを持って帰るのは大変でした
まずは家に持ち帰るためにトラックを借りてきて(軽トラじゃないよ。荷台からはみだしちゃうからね。)地面と平行に荷積みして移動させなければいけません。(ここが一番大変だったな。)
ついでにホームセンターで天井補強用の木材(長さは3.3mに切ってもらってたぞ。)も買ってトラックで運んじゃいました。
いやー4mまでしか木材の長さが選べなかったので、危なかったです。(他のホームセンターじゃこんなに長い木材売ってなかったな。)
文字にしてしまうと、僕のヘボい文章力のせいで「全然楽勝っぽ」く見えてしまいますね。
でもね、やってみると結構しんどかったです。特に部材搬入と作業スペースの確保が大変ですね。(結局最後は奥さんに手伝ってもらったしな。)
天井補強用木材を着色しましょう
天井の色に合わせるか、スクリーンの色に合わせるか迷いましたが、スクリーンの外装が若干黄色っぽい白だったので、「ミルキーホワイト」の塗料をホームセンターで購入しました。
え?!絨毯の上で木材の着色するの?てかもんすぷってバカなの??!
…僕もけっこう突っ走ることがありますけどさすがにカーペットの上で塗装作業なんかしませんよ!
でも部屋で作業したいのでカーペットの上に透明なシートを敷いて作業しました。(外でやらないのはやっぱりちょっとオカシイと思うぞ。)
ちょっと天候が悪かったのと部材が長かったので作業する室内で塗装しておきたかったんです。
あ、さっきの写真にコメントしたかったのはそういうところじゃなくて、ホームセンターで使い捨ての透明カップが売っていてこれが使ってみたら結構便利だったってところなんですよ。(塗装頻度が少ないなら買って損はないぞ。)
そうそう。そんなに頻繁に塗装作業しない人なら、こういう透明カップで済ませてしまうのもアリだと思います。バケツを毎回洗浄するのは大変ですからね。
ついでに天井補強で使う金属ステーもミルキーホワイトに塗ってしまいましょう。(透明シート敷いてて良かったな。)
透明シートを敷いて作業していたから助かりました。
我が家のようにやんちゃな子供さんがいる家庭では室内で塗装作業していると、どこかで必ず塗料が家中に散りますよ。(子供が邪魔してなくても盛大にはみ出してるじゃないか。)
これでホームセンターで買った木材が白くなりました。裏表両面塗るのに乾かす時間も含めて2時間弱くらいかかってます。
天井補強用木材にスクリーン取り付け用アタッチメントを設置する。
1個のアタッチメントにビスが6個必要です。このビスは自分で要しなければならなかったため、木材塗装の乾燥中に再度ホームセンターに行って買ってきました。
乾かしている最中に気が付きました。
3.3mの長さの木材をどうやって天井にくっつけようか??(それ最初に計画する部分だろ。)
そして僕の天性のヒラメキが舞い降りてくるのでした…。(そんな凄いことでもないだろ。)
スクリーンを取り付ける前に天井補強材を取り付ける
…。写真をあんまり撮っていないので、いきなり取り付けた写真です。
天井への取り付けにはコーススレッドなどのビスを使って取り付けました。
ここはまだ一人で作業してます。え?どうやったかって?
まず大事なのは下地センサーを使って、天井の野縁を探しておきます。
野縁とは…天井裏の下地と思ってください。
下地センサーはあった方が絶対作業が楽です。後々のプロジェクターの天井設置でもあると無いとでは作業時間が明らかに違います。
そして、コードレスタイプの電動ドリルとビスを持って、天井補強材の長さの中心部分を持ち上げてその中心部分を最初に天井裏の野縁に届くようにビス止めするんです。(だから天井補強材は必要最低限の幅と重量にしておくことだ。)
中心部分のビスによって天井に補強材が貼り付くので、すかさず他の点にもビスを打ち込むんです。
つまり、一人で作業するときは、重量の軽い天井補強材を使って、部材の中心を一番最初に天井打ち付けしておけば、両端のビス止めも一人でできますってことですよ。(下地と水平ラインの確認は慎重にね。)
たしかに、部屋の短辺の壁に対して平行になるように天井補強材を押さえておくのが大変でした。
こういう時はボッシュのクロスラインレーザーがあると便利です。これで引いたラインに合わせて木材を当てれば設計通りの場所に設置できます。
僕はBlack And Deckerのクロスラインレーザーを使ったんですけど、自動補正機能が邪魔をしてなかなか思ったラインが引けず時間がかかってしまいました。
これからクロスラインレーザーを購入するなら、ボッシュの方が安いかもしれません。ブラックアンドデッカーでもボッシュでも傾きの自動補正機能はあったと思います。(どちらも良い道具だから値段とメーカと色で選んでも良いと思う。)
こんな感じに一定間隔で野縁にビスを打ち込んでいきました。
13㎏もの重量物をぶら下げるんです。野縁と補強材をつなぎとめるだけでは心配なので、塗装した金属ステーも取り付けます。
写真ではビスだけで止めていますが、ビスの他にもタッピングネジで止めています。
ここまでできればあと一息です。
写真は、スクリーンをアタッチメントに固定して、試しにスクリーンを下したところです。(電動はやっぱりワクワクするな!)
この後、電源コードや、リモコン受光部の固定を行えばスクリーン設置作業は完成です。
実はスクリーンをアタッチメントに固定する作業までは一人で作業できていたのですが、アタッチメントが意外に固くて13kgの重量を脚立の上で支えながらアタッチメントに設置することが出来ませんでした。
ということでスクリーンをアタッチメントに接続する作業は、奥さんと二人でやりました。(本当に重かったみたいだぞ。)
ということで、スクリーン設置編が完了しました。
文章にすると「へー」って感じで終わっちゃうんですけど実際作業するとめちゃくちゃしんどかったです。
一本物の長い木材を探したり、塗装したり、下地探ししたり打ち付けたりしんどかったー。一番しんどかったのは、脚立に上がりながら奥さんと一緒にスクリーンをアタッチメントに装着するところでしたが。
同じことをもう一回やれって言われたら正直考えますね。(一人じゃ限界があるな。)
みなさんも120インチのスクリーンを設置するんだったら、幅が2.8mあることを考えて、2人以上で作業した方が良いと思います。(一人は絶対しんどいよ。)
ではでは。