ども。もんすぷ:mhspltnです。(むむむです。)
最近モンハンの話題ばかりで、1年後に振り返った時にこのブログは何なんだ!?ってなりそーなので、家のシャワーフックが外れたのを直した作業記録をアップします。
※追記1:この記事で購入した接着剤がうちの環境にあまり合っていなかったようなので、5か月後に接着剤とアンカーをやり替えています。
修理のための情報収集で来られた方は、この記事を見ていただいた後に、次の記事も見ていただいた方が良いです
※追記2:5月の作業の金属アンカーですが、ウチの環境には合わなかったようで、すぐにダメになってしまいました。半年近く持った方法が次のアンカーを使った方法です。
こちらも時間があればご確認ください。
※追記3:半年持った修理方法にさらに改良を加えて修理したのが次の記事です。現時点で一番効果があると思われる工法です。(令和2年1月3日時点:1年半ガッチリ持ってますよ。)
お時間があればご覧ください。
工法はどうでもいーから「何買ったらそんなにちゃんとくっついたんだ?」って方は、こちらの記事に商品のカエレバを乗っけています。
ボンドは色が3色あるから購入するときは注意してくださいね。(もんすぷは黒を買いました。)
いつから兆候があったのかは気付いていませんでしたが、シャワーフックが僕たちに妨害活動をし始めたのは12月に入ってからでした。
…いつか話せるようになったらはなすよ。いろんなことがあったんだ。…なんて言ってたらいつまでたってもブログのネタにできないんで今日報告しますねっ!
戦場は風呂場
…このフック、動くぞ!って…え?!?!
えーっ!?
取れてしまった…私もよくよく運のない男だな。
外れたフックを眺めながらしばらく茫然。しかたない、D.I.Yで直すか!ララァ、私を導いてくれ。
ろくに状態を調べもせずに、携帯電話で写真を撮ってホームセンターに買い出しに行きました。思えばこれが無駄な出費を呼ぶ結果に…みなさんはインターネットで似た事例を探して最小限の部材購入に努めましょう。
とりあえず同じくらいの長さと太さのねじ、石膏ボードにも使えるアンカー、バリ取り用のホビーニッパーを購入しました。あと接着性の高さと耐水性を持ち、常温で硬化する2液性のエポキシ樹脂系接着剤を買ってます。(一緒に写真撮るの忘れてました)
※結局ねじとホビーニッパーは使わなくても直せました。
ちょっと脱線しますが、ここでのイチオシはGISUKEのホビーニッパーです。安いのにバリがツラで取れる形状してます。さすがホビーと名乗るだけあります。僕が行ったホームセンターには置いてなかったんですが、通販で買うなら切りくずの飛散を抑えるキャッチ付きタイプが良いです。
※こうなることが分かっていたら通販でキャッチ付きを買ってましたよ!もっと言えば浴室の壁は金属下地なんだって知っていれば、今回はホビーニッパー買わなかったですよ!!
ステンなべタッピング 散る
まずはフックに残っている「ねじ」の取り外しです。
フックについているゴム製のキャップを外します。通常は薄いマイナスドライバーをゴムキャップの隙間に入れてコジって外すんでしょうが、裏側に飛び出している「ねじ」を押し込んだら写真のようにあっさり外れました。
ゴムキャップを外して中のねじの種類を確認。やっぱりなべねじにワッシャーかましてたんですね。購入したねじと大体同じ感じだし読みは当たってるな!(ちゃんと調べろよ)
ここで問題発生。「ねじ」にアンカーの一部が残っていて外せません。手元に良い部品がないか探していたらちょうど良いものがありました。
ネジザウルスってやつです。潰れた・錆びた・固着したネジをガブッと掴んで回せます。このペンチの先端形状がトラスネジ(頭の低いねじ)も掴んで回せるので、ネジが取れなくなった系の問題が発生したらこの商品を思い出してください。
上の写真のように掴む際にズレずにガッチリ掴めるのがこのネジザウルスのポイントです。このようにアンカーの残骸を掴んだままプラスねじを回せば…
はい!これでねじがフックから外せました!…うん?
ワッシャーが固定されていて外れない…
長さも太さも想定で買ったものだからワッシャーのことを考えていませんでした…
戦いは非情さ…。
とゆーことで、ねじは今までのものを再利用することに決定!
浴室の壁に散る!
フックの下処理が終わったので、今度は浴室の壁の下処理です。
ネジが抜けた部分が盛り上がってしまっているので、このままフックを取り付けても壁面にピッタリくっつきません。(この盛り上がりをプラモデルのバリと同じだと勘違いしていたのがいけませんでした。)
※目に入ると危険です。ニッパーでカットしようなんて考えないほうが良いです。
ホビーニッパーでバリをカットしてみると…。パチン(ビシッ)。パチン(ビシッ)。…5回くらいカットしてみたんですけど、切るたびになんかバリが飛んできて痛いなーって破片を見てみると・・・
「バリが金属じゃん!」
待て待て待てぃ!金属だなんて聞いてねーぞ!せっかく買ったホビーニッパーの刃がダメになるじゃん!まだ全然バリ取りできてないし終わるまでやったら痛くて泣いちゃいそうだ…
当たらなければどうということはない。
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後の掃除が大変でしょうが!
挽回するチャンスはまだある!それに我々指揮官は最前線で士気を鼓舞しなければな!(ごめんなさいガンダムは一部しか知りません)
鼓舞といえば鼓を打つ!でも打てる道具はゴムハンマーしか持ってない!ええぃ金属に負けないボディを持つこいつとタッグを組ませろぉぉぉぉ!
ゴムハンマーとマイナスドライバーです!マイナスドライバーの平たい部分を、バリのように出っ張った部分に当てて…
ゴムハンマーでマイナスドライバーの平たい面を
打つべし!打つべし!打つべし!
写真だと見えにくいですが、出っ張りは無くなって壁面とツライチになりました。
この作業方法を採用される場合は、ガンガンに打刻音が発生するので夜間の修理はやめたほうが良いですよ。
はー、ホビーニッパー無駄買いしてもーた…。
アンカーよ、とまれ
ちょっとアングルを変えて穴の中を覗いてみると石膏のように白い物が見えます。
接着剤でこの穴を塞ぎながらアンカーを固定できればネジ穴として復活できそうです。
買い物報告で写真を撮り忘れていた接着剤です。冬の浴室は温度が低いので、2液性エポキシ樹脂接着剤を選びました。2液性のエポキシ樹脂系は種類は色々あったんですが、量が少なめで何となく接着力が強そうな響きの「コンクリート・金属」を選びました。
こういう〇液混ぜ合わせ型の接着剤は手に付きやすく、匂いがキツかったりするので、必ず手袋をして作業しましょう。今回みたいに壁の穴に、チューブ式でない接着剤を(付属のヘラで)充填する作業に慣れていない方は使い捨ての手袋を使ったほうが作業効率が良いです。
準備するための作業トレイがなかったので、商品の容器を使用します。
まずはA剤とB剤を同量出します。
A剤B剤を混ぜると白色+黒色=灰色となる仕組みです。よく考えてるわ。
混ぜ続けなければ5分で硬化が始まる。こんなヘラで穴の奥まで接着剤を充填できるだろうか…
やれるとは言えない。けど、やるしかないんだ!(いや使い捨ての手袋だし手で詰めてもいーじゃん)
…結局付属のヘラでネジ穴に接着剤を充填しました。
残った接着剤をアンカーにまんべんなくつけてネジ穴に挿し込みます。
指で押すだけではアンカーが最後まで刺さらなかったので、最後にゴムハンマーで数回叩きました。
ネジ穴の周りの接着剤は固まると厄介なので、今のうちにティッシュで拭き取ります。
これで硬化するまで待ちます。今は冬場なので、実用強度まで硬化するのは3時間くらいです。
再会、シャワーヘッドとフック
約4時間放置していたアンカーが固定されているか、少しだけネジ締めをして確認。これならいけそうです。
+ドライバーでネジを締めるときは、力のかけ方を間違ってはいけません。
まっすぐ7割回して3割(押す力7割、ねじ回す力3割)の力配分で締めていきましょう。ネジ穴は先ほどのプラアンカーなので、やりすぎると空転します。見極めが肝心です。
チャンスは最大限に生かす。それが私の主義だ。
…あまりギリギリを狙わずに、上下のねじを交互に少しずつ締めていきながら、フックが動かなくなる+もう少し締める くらいで良いと思います。
ねじを締め終わったらゴムキャップを元通りにはめます。
フックが壁面にピッタリくっ付いています。
シャワーヘッドを設置してみて、グラつかないことを確認して作業完了です。
もし作業をされる場合は、下調べをきっちりしてからやったほうが無駄な出費を無くせますよ!
そして、この記事を参考にして修理しようとするみなさんは、次の記事も見てから修理部品の調達や、作業を開始してくださいね!
ではでは。