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旬な情報ではないかもだけど、今改めて書き起こしてみる

洗濯機のリフターが壊れた!そして循環ポンプの異音!気になる修理費用は?【日立 ビッグドラム BD-V7300】

ども。もんすぷです。(むむむです。)

 

今回は過去にご紹介したウチの洗濯機の2点の修理記録をアップします。

とはいっても、今回はD.I.Yではなく、日立のサービスマンに修理してもらいました。(修理慣れしているサービスマンですら直すのちょっと失敗したし、3時間以上かかったぞ。)

 

8年物の洗濯機の修理なので、家電量販店の長期修理保証サービスに入られていない方がどれくらい費用がかかるのか参考にしていただければ幸いです。

 

 

壊れた箇所と順序

最初は循環ポンプのモーター音の異音に気付いて この記事の下書きをしたのが、2019年7月初旬ごろ。

 

モーター異音くらいで他に不具合はなかったので、「下書きで記録を残しておかないといつから壊れてたか忘れるよねー」って気持ちで書いたもんでした。

 

そこから7月中旬にいきなりドラム内のリフターが破損してしまい、そのまま洗濯をすると洗濯物を痛めてしまうので洗濯が出来なくなってしまいました。(コインランドリーなんて10年ぶりに行ったな。)

 

さすがに洗濯できないと洗濯機持っている意味が無いので、修理を早急に依頼したわけです。

 

ちなみに、V7300の補修部品の保管期限は2017年に切れているそうなので、これから修理するのに部品が無くて修理を断られるということも覚悟しないといけません。(短期更新モデル製品を長期保有するリスクだよな。)

 

リフターの破損について

日立のサービスマンに修理してもらうきっかけを作った、「リフター」の破損から書いていこうと思います。

 

はっきり言って部品さえ通販とかで手に入るならこの部品自体はメチャクチャ安いです。

 

ただ、リフターの取り付け方法が厄介なので、作業時間が凄くかかるし、洗濯機の根幹部分に手をかけるので、作業品質を保証できないと洗濯機の寿命がパァになる可能性があるんです。

 

だから今回は日立のサービスマンに修理を託そうと思ったんです。(それが普通なんだけどね。)

 

 

リフターとは?

日立ビッグドラムのドラム内には、乾燥機能使用時に、洗濯ドラム内に衣服が張り付くのを防ぐのと、衣類がドラム内で舞い上がるように「リフター」という突起があります。

 

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僕の洗濯機では「リフター」が3ケ所付いているんですが、今回はそのうちの1個が破損して外れてしまったわけです。

 

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こんな感じでリフターが落っこちています。

 

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ビス受けがもぎ取られてしまっています。

 

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リフターの付け根はドラムの中に残って突起物になってしまっています。

 

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正常なら、こんな感じで洗濯ドラムの中に3個付いています。

 

 

リフターが外れたまま洗濯するとどうなる?

リフターは、洗濯ドラムの外側から内側に向けてビスで固定されているので、そのビスを洗濯機の内部に落とさずに回収できる前提であるなら、1個ぐらい無くても乾燥の仕上がりに影響が出るくらいで問題ないと思います。(実際ビスを回収するのは分解するしかないから、問題はあるってことだ。)

 

リフターは樹脂製なので、ウチの場合のように、ビス接合部のみが洗濯ドラムに残ってしまい、本当の意味での突起ができてしまって、そのまま洗濯機を使用すると確実に衣類が痛みます。

 

 

リフターの修理費用はいくら?

先の説明のように、リフターはドラムにビスで接続されていて、ビスがドラムの外側から内側に向けて接合しているため、リフターの脱着には、洗濯ドラムの脱着作業が必要です。(一度も取り外したことが無いんだったら、コレはマジでしんどいよ。)

 

洗濯機から洗濯ドラムを脱着するのは、修理作業の中でもかなり時間と工数を要する作業であるため、リフターの部品代よりも作業工賃の方がはるかに高いです。(日立のパーツ物販サイトでも2千円しない部品だぞ。)

 

 

詳細な見積を提示してもらっていませんが、出張作業費+部品代で大体28,000円くらいだそうです。

 

個人的な意見ですけど、リフター交換するにはドライバー以外にも工具が無いと洗濯ドラムの取り外しは困難なので、サービスマンにやってもらった方が費用対効果的に良いと思います。(多分ヒートガンとか持ってないとD.I.Yは厳しいぞ。)

 

 

循環ポンプについて

循環ポンプは修理しないと洗濯できないって程ではないのですが、防水パンの上に設置していない洗濯機だと床が濡れる可能性があります。

 

交換費用はまぁまぁします。

でも、これだけで修理呼ぶならちょっと考えますね。(これならまだ自分で交換が出来る場所だしな。)

 

循環ポンプってなに?

正式名称が良く分かっていないんですけど、洗濯中に洗濯ドラム内に洗濯水を投入したり、給水時に洗濯洗剤と混ぜて洗濯水をつくるときに動くポンプモーターを「循環ポンプ」とこのブログでは言っています。(糸くずフィルターの近くにいるモーターだな。)

 

 

循環ポンプの異音とは?

洗剤を溶かすときや洗濯槽に溶かした洗浄液を放水するときに洗濯機正面左下のあたりにあるポンプモーターが動作するのですが、そこの作動音が最近おかしい。

 

普段は「ゥォン」って感じで低いモーター音なんですけど、今はなんだかちょっと高めの鳴りが入っていて、何かが引っ掛かっているような、「ウワァ~~~~ン」って音になってしまいました。

 

このちょっと高めの鳴り音が僕を心配にさせるんです。(まだ8年しか経ってないからな。)

 

 

分解して確かめるべきか、モーター周りは諦めてメーカー修理に出すか、非常に迷いましたよ。(いくらかかるかドキドキだしな。)

 

 

1日に2~3回洗濯乾燥と洗濯モードで運用している我が家の環境では、洗濯機にかかる負担は一般家庭の倍以上であるといえます。(1日一回使用のご家庭に換算すると軽く16年以上使ってるってことね。)

 

特に、ヒートリサイクル機構だからか、埃が乾燥経路に溜まってしまっているのか、「洗濯乾燥モード」なのに洗濯物を洗濯モードの限界くらいまで入れているせいなのか(あ、それだわ。)、洗濯乾燥モードが3時間で終わらないのが日常。

 

そんな感じで一日の半分くらいは洗濯機が動いているんじゃないかってくらい、うちの洗濯機は働き者です。(電気代すごそうね。)

 

 

ただ、洗濯槽(ドラム)自体を回転させるメインモーターは異音なく回っているので、左下のポンプモーターを交換すれば問題なく復活する予定です。

 

 

循環ポンプの異音を放っておいて大丈夫か?

ポンプモータの異音を放っておいても動作に支障が出るわけではないが、ポンプから若干水漏れする可能性があって、防水パンを敷いていないと床が濡れてしまうことがあるらしいです。

 

それって充分動作に支障をきたしてるじゃん!とサービスマンにツッコミたくなる気持ちをぐっと抑えて、「仕方ない交換するか」と覚悟を決めました。

 

我が家の洗濯機には一応後付けの防水パンがありますけど、その防水パンに排水機能はないので、水漏れが酷くなったらあふれてしまうから直しておいた方が良いと思ったんです。(今なら出張作業費もリフターのと合わせて出来てお得だからな。)

 

 

循環ポンプの修理費用は?

日立のサービスの方に見てもらったところ、やはり循環ポンプのモーター部がベアリング破損している可能性があるとのことで、今回のリフター交換をやる前提なら、+1万円くらいで交換できますとのこと。

 

 

出張修理基本料金+リフター交換費用が28,000円なので、両方修理するとなると見込み38,000円かかるということです。トホホ…

 

 

サービスマンに修理をお願いするかどうか

リフターと循環ポンプを直してあと何年使えるかは分かりませんけど、リフターが故障してから修理に来てもらうまでの間、10年ぶりに行ったコインランドリーでも相変わらずボロい洗濯機と乾燥機が動いていました!

 

だから、ウチの洗濯機も今回の修理であと7年くらい働いてくれるんじゃないかと期待しています。(業務用のタフさと一緒にしちゃいかんとは分かってるんですが、あくまで「希望」ですよ。)

 

そうでないと報われません!

かといって、4万円で新しいドラム式洗濯機を購入することは無理だし、今の僕には修理費を払って直してもらうしか方法がないんです。

 

www.hs-note.com

ひげしげさんは当初想定予算5万円から、型落ちの「10万円ちょっとする」ドラム式洗濯機を購入されています。

ということで、当初予算で目当ての洗濯機に出会える可能性は低いといえます。

 

僕も「修理に4万円払うなら買い替えるわ!」って大盤振る舞い、スゲーやりたいけど今はどんなに頑張ってもムリっす。(ひげしげさんはそういう理由でZABOONになったんじゃないだろ。)

 

 

「目指せ家電寿命10年以上!」を掲げるもんすぷくんが、10年持たせずに買い替えてしまいました。ってのも悲しいので、たとえ4万円してでも直してみましょう!(4万円しか持っていないだけだろ。)

 

…ということで、2ヶ所とも部品交換をお願いしました。

 

 

結局修理代はいくらになった?

 3時間以上のサービスマンの作業時間を待って、無事洗濯機が復活しました。

 

今回の修理代は出張費+作業技術代+交換部品代+消費税(8%)で合計34,560円でした。

 

参考までに、部品代はリフター(3個1セット)と循環ポンプ合わせて9,300円(税抜き)です。

 

 

作業中にサービスマンが教えてくれましたが、洗濯ドラムを取り外すのに、洗剤とかが固着して普通に外すのが凄く困難だったそうです。

 

最後の取り付け時に、洗剤の固着が若干残っていたせいで、我が家では仮組して動作確認したときにはOKだったんですけど、修理完了した後にドラムがキッチリ固定されてなかったから再作業になってしまったので、自分で作業するときは気を付けてください。(サービスマンが直してくれたといっても過信してはダメなんだな。)

 

修理後に洗濯機を稼働させた時に、ドラムが回ると物凄い異音がして、修理した直後にまた別の場所が壊れたのかと思いましたよ!ホント、自分でやらなくて良かった…。(帰ってる途中のサービスマンを慌てて呼び戻したもんね。)

 

そうそう、ナノバブールみたいな「純正に無い後付け商品」を作業前に外しておかないと、「こんなの付けてたから壊れた」だの、「今回は修理対象外商品になってしまいました」だとかなんとか言われてしまうのを恐れていたんですが、「ナノバブール」は付けたままでも作業してくれました

 

多分外見が「ただの洗濯ホースの形した延長ホース」にしか見えなかったから良かったんだと思います。

 

外見の主張も価格も抑えめなので、東芝の洗濯機のようにナノバブル洗浄を試したい方は是非この記事もご覧ください。

 


www.imasaratekina.com

 

 

いやー、長年同じ家電を使い続けないとこんな事態には遭遇しないので、この記録こそみなさんの情報収集の役に立つんじゃないかと思って部品価格も出してみました。

 

リフターは自分でやるのがすごく面倒だけれども、ポンプモーターは自分でやっても良いかもしれません。(家電10年保証に入れたら一番良いんだが…。)

 

5年で保証が切れたら買い替えるってのもアリですが、「コレは欲しい!」っていう家電がないのであれば10年以上使ってから買い替えて、その時に10年分の家電の進化を楽しみましょう!(10年ひと昔って言うもんね。)

 

 

ではでは。